2008.05.28
週末が待ち切れなかったので、ちょいと仕事帰りに寄り道して雑誌買ってきましたよー。目新しいネタについてご報告。
まずは、紺野あずれ氏の新連載目当てでコミックガム。赤面&困惑するおにゃのこの表情が相変わらず素晴らしく、よかった一般向け商業誌でも充分えろかった。安心した!今後の展開としては、プロのおねーさん声優に優しく演技指導してもらうとか、お友達も巻き込んで原画の構図のモデルやらされたりとか、そーゆー方向性に期待したく。追伸:個人的には「もっと早く中二くらいから」やらせて欲しかったです弥生姉。
コンプエースは、もちろんえれっとさん新連載のかがぶー目当て。「新連載」という気が全くしないのは何故かしら。いやはや余所様のサイトで見知ってはいたものの、やっぱあらためて見ると度肝を抜かれますわ。あろうことか本家本元の連載の直前に載ってんだもんなー。何考えてんだ角川。これはGJと言わざるを得ない。それなりにトシを食った同人者としては、にわかに信じ難い現象なんですけど。か、歓迎して良いことですよね?良い時代になったなぁ、と思います。
普段は軟派な電撃派の俺ですが、今月はHobby JAPANを購入。何か池澤春菜嬢がサザビー作っていらしたんで。すげー。マルチタレントにも程があると思います!
とまあ、HJは恐らく今月のみですが、他の2誌は今後も継続して購入することが決定しているわけで。……あああまた増えんのかよ!
2008.05.26
今更ですが。本当にさ、WEB上には色んな情報があって、何が正しいとか正しくないとか、分かんねーですよそんなの。自己判断&自己責任が求められる世界だってのをそれなりに意識しつつ、面白けりゃとりあえずそれでよくね?みたいなノリで、混沌としたいんたーねっつを日々徘徊しております。
さて、数日前、とあるゲームがちょいと気になって色々検索していた結果。Extendeadさんと、ダンジョン万歳Blogさんの所に辿りつきまして。いずれもレトロゲーマーとして尊敬せざるを得ない楽しい内容で、世の中まだまだ俺がチェックできていない素晴らしいサイトが沢山あんな、と思い知らされた次第でございます。
ところで、俺が求めていた情報ってのは、たとえばダンジョン万歳Blogさんの08年4月13日の記事あたり。この件についてもっと興味のある方は、XTH2攻略版星を眺める丘さんトコなども参照されるとよいかもです。
うわー、全然知りませんでしたわ。こういう話を簡単に目にすることができる時代になったのは有難い。で、冒頭の件に戻るんですけど。上記の話は、何がどこまで本当なのかとか、少なくとも俺には分かんないっす。もっと言えば、仮に手弁当でゲーム製作を続けて云々って話が本当だとして。そりゃ俺だって、いちゲームファンとしてはうおお熱いぜ良い話だぜと素直に感動したいのですが、曲がりなりにも社会人としての立場では、それを手放しで賞賛することはできないんすよね。大人の事情ってのは、そう単純じゃないと思うんで。
でも、でもな。
……。
色々考えて、それこそ自己責任で、結局。
2008.05.24
しかしながら、トゥールに氷の目線を浴びせられるのもまた捨てがたい。そんな俺の夢。そう。今、「護樹騎士団物語」がアツい!
読むのがあまりに勿体無くて、ついつい積んでしまう小説は久しぶりですよ。でも、そうも言っていられない状況になってきたので、一気に最新刊の「灼熱の真紅の翼」まで読破いたしました。ああ、面白い。今、一番オススメの作品でござい。
ええと、未読の方々へ、誤解を恐れずに申し上げると。例えば「世界名作劇場」を舞台に、「Vガンダム」のウッソ君が「エスカフローネ」に乗って戦うかと思いきや、さらに「天地無用」やら「星界の紋章」やらを追加した感じでしょうか。……ごめんこれじゃ俺と同年代にしか通じないや。
そもそも、他の作品を引き合いに出すのも作者の方に失礼ですわね。本作は、昨今珍しいかもしれないくらい熱い血の通った物語で、読み応えは充分かつ変に堅苦しいところも感じさせず、純粋にエンターテイメント性を追求した良作だと思います。SFでもありファンタジーでもあり、軍記物や騎士物語っぽくもありジュヴナイルでもあるという。まぁ、たまに少々ご都合主義が過ぎるきらいもありますが、それも含めて楽しめます。個人的な感想を一言で申し上げるならば、これは良い意味で実にヲタ向きな作品ではないかと。
もちろん、腐女子の方々にも自信を持ってオススメできますよ?何しろ主人公のリジュー君は、ミステリの主人公も真っ青なくらいの巻き込まれ体質で、しかも男女を問わずモテモテですからね。貴族出身のエリート士官候補生達が、訓練したりいがみ合ったりでキャッキャウフフですよ。これ以上の説明は不要と存じます。
高慢ちきな自信家だけど相応の実力もある<侯爵>とか、女たらしで飄々としている影の実力者ジャン・ルイとか、嫌味で頭脳明晰な思想家……の割によく死にそうな目に遭う紋章官オゾンとか、オイシイ連中ばかりです。個人的には、渋めの年上おヒゲキャラとしてブラッカイマー大佐を推したいっす。
ブラッカイマー「フフフ。そら、どうしたディオデイト候補生。私の『みぞおち』を存分に見給え」(クイックイッ)
(※上記はフィクションです。大佐はそんな人ではありません。多分)
……さて、と。言うに及ばず我らが美しき姫様達も、これでもかってくらい魅力的です。つーか俺、トゥールかビアンかで血管切れるくらい真っ剣に悩むもんなァ。今んトコ、猫が止めようが何だろうが、ビアンがやや優勢かも。7巻の上下で一回ずつ出てきた、「どうせわたしは~」発言は反則ですよ。
一方で、トゥールは相変わらず不憫ですなぁ。無論、そこがイイんですけど。その点に関して、ちょっとだけ「続きを読む」に入れておきます。
他にも。ビアンを「お姉様」と呼ぶ、再登場は確実な12歳の超絶美少女伯爵家当主プリスティナ様が俺の大本命かと勢い込んでいると、「あのね」「あなたね」「しっかりしなさいよね」なしゃべりが俺のどストライクな、14歳のリタさんが満を持しての登場とはこれ如何に!?CVは!俺の脳内CVは、南央美で再生されました。起動。起つ騎士を称えよ。ウォンウォンウォン。
つーワケで。もし興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、とりあえず4巻まで読んでみることをお勧めします。お好きな方は、1巻の時点で「当たり」の匂いを嗅ぎ取れるのかもしれませんが。4巻まで来ると、周りの知人達に比べるとそれほど活字中毒ではない俺にも、分かり易く面白かった展開が待っていますので。ちなみに俺は、4巻でリジュー君がパンとスープ食うシーンが地味にお気に入り。
では最後に。本記事において、真っ当なファンの方に側頭部を蹴られかねない内容が一部ございましたことを、心よりお詫び申し上げます。でもさ、突然俺の中で<声>が聞こえるんだから、これはもうしかたないよね。
(さらに…)
2008.05.20
あああもう駄目だガマンできねぇー!ってことで。おなじみりんごブログさんトコで最近公開された前髪作り方講座を参考に、「Aika/Wicked styleII」の前髪を作るったら作るのです!止めてくれるなあいかさん。
もちろん、生粋のあいかファンたる俺としてはですよ?1st以来ずっと統一されてきた、彼女のチャームポイントとも言うべき前髪の分け目を無くしてしまうことに、若干の抵抗はあるのです。そして「生粋のあいかファン」などというイタキモい世迷言を吐くことには、みじんの抵抗もないのです。
ではその辺り、当のご本人はどう思っていらっしゃるのでしょうか?
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あいか「こ、このままじゃ、ひめのに全部持ってかれちゃうのよ!?アピールのために、とにかく打てる手は打っとかないと!」
ちいか「このように、一見優雅に見える白鳥も、水面下では必死に水を掻いているのです」
みう 「でもでも、その白鳥が。羽までバタつかせて水の上でグヮグヮやり始めたら、見苦しいですよねー。てゆーか断末魔?」
あいか「……アンタ達、一体何が言いたいワケ?」
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とまあ、結論も出たみたいですし。いっちょやってみますか!
あいか「言っとくケド。失敗したら承知しないわよ?」
は、はぃー。お湯の温度にさえ注意すれば、俺みてーな初心者でも出来そうな気がするんですけど。多少のやり直しも効きそうですし。……でも、万が一。万が一ね?何の断りも無く、我が家に予備でお迎えしてあるあいか4th(髪は元の長さ)が、次回以降の記事にしれっと登場していた場合には。
……お察しください。
2008.05.18
前回の記事の続きっす。実は、ケーキも買っていたですよ。
これまた九州にちなんだ、苺(あまおう)のチーズケーキ。甘酸っぱさが素晴らしく美味!でも、お店は福岡にしか無いのかー。
一応、赤を中心にトータルコーディネイトしてみた今回の写真。ひめのんの後ろにある飲み物は、赤ワインの紅茶割りです。いや、俺もそんな飲み方があるなんて初めて知ったんですけどね?先週、「お酒の在庫が切れたー、ワインでも買ってこよー」とふらふら出かけて、ふと「酸化防止剤無添加」という表示に惹かれて国産の赤を買ってみたですよ。
で、よく見てみたら「甘口」って書いてありまして。赤で「甘口」?はっはっは、そんなのある訳ないじゃないですか、と思って飲んでみたらホントだ甘ぇ!むむぅ、こういうのもあんのかと、新鮮な気分になったのは良いのですが、残念ながら自分の口にはあまり合わなくて。
どーしよっかなー、何か他の飲み方無いかなーとWEBで適当に検索していたら、こんなん見つけましてね。試してみた次第でございやす。ちゃんと紅茶の香りもするし、面白い!俺はホットで飲む方が好き。レシピには蜂蜜とありますが、元が甘いワインなら入れなくても大丈夫な気がしました。他にもレモネードで割る飲み方なんかもあるみたいですね。世の中広いなァ。
ひめのんの可愛さはガチ
アップでもう一枚。このワンピ、本来はもこさん用としていつかのドルショで買ったモノなんですけどね。セット品かと思うくらいジャストフィットな髪飾りは、別のディーラーさんトコで見つけたものです。どうしてもCタイプの素体を使いたかったので、今回はぷあにもアドバンスで。Cタイプ、まさにひめのんの為にあるような素体ですな。可愛らしさに小悪魔っぽさを兼ね揃え、恐ろしいまでに整ったバランス。これは。……ま、負けるな頑張れあいかさん!
2008.05.16
出張費用の立替精算とかで、ちょっと懐に余裕ができたので。よーし買い物行くぞー!と喜び勇んで職場を脱出。しかし俺よ、そもそもその立替はカードでやっているワケで。素でそーゆー感覚の使い方してると、あらびっくりお金が全く貯まらないので皆さんはどうかご注意を。
さて、喜び勇んだはいいものの。なんばまで行くのもしんどいな、近場で済ませよっかなーと思って京都の祖父行ったらさ。お目当ての、Do-daiが入っているアイマスML03すら置いてない。まぁ、あすこはもともとあまりヲタ的品揃えに期待できないってのは分かっていたんですけど。こんなことならせめて四条に出れば良かったぜぃとかグチりながら、しゃあねぇ酒でも買って帰るかと思っていると。立ち寄った伊勢丹で、どうやら九州フェアとやらをやっているらしく。行くあてを無くしていた物欲を、そっちにぶつけてみました。
定番っちゃあ定番ですが、からしれんこんと明太子、おまけで芋もちをGET。本来ならこの九州の流れに乗って、飲み物は焼酎と行きたいトコロなんですけど。焼酎は自宅に割とストックがあることを思い出したので、別途日本酒を購入。とりあえずこの、初日の出あらばしりってのを飲んでみたんですけどね。こいつぁ美味ぇ!
ふくよかな香りに濃厚な味わい、そして微かに舌に感じる心地よい刺激。イイヨイイヨー!ここで、からしれんこんを齧りながらぐびぐび。明太子に白飯をかっこんでぐびぐび。に゛ゃー、日本人に生まれてよかたー!と心の底から叫びたいですよコレ。
ところで話は変わりますが。昨日のマクロスF(第7話)は実に良かったっすねー。ベタだベタだと思いつつ、やっぱこう歌とバトルとの相乗効果にはシビれますわ。これはCDを買わざるを得ない。思えば、「歌のパワーで悪に打ち勝つ」というコンセプトのアニメ作品は「マクロス」と「おねがいマイメロディ」と、「ぴちぴちピッチ」くらいしか世にありませんからね!?……うん。何だよその微妙な表情はよ、文句あんのかよ!?ああ!?てめ、ぴちぴちピッチの悪口を言うヤツはだな、このっ、止めろ、止めろよ!その不細工な薄ら笑いをやめr……あ、何だこれ鏡か。
置いといて。にしても、ミリアやシビルに相当するであろう異星人が、まさかヲトコノコ(?)とは思いませんでしたよ。これはあれですか、いずれは皆でアルト姫を取り合うという、腐女子的展開に期待して良いってことですか?アルト君!アルト!アルトせんぱぁい!俺の尻の匂いを嗅げェ!痴話喧嘩は戦場の華、これはもうどんどんやっていただきたく。ヤック・デカルチャー!
2008.05.13
これまでも何度か同じような話をしているかもしれませんが。俺が社会人になって、それなりに自由にお金を使えるようになって、一体何が嬉しかったって。ノベルスをいつでも好きなだけ買える(ちょっと大げさ?)ようになったことですよ。学生ン時は、文庫とノベルスとの価格差ってやっぱ大きくてさ。読みたい作品が文庫化されるのを一日千秋の思いで待つか、多少の後ろめたさを振り切って古本屋をアテにするか。そんな感じでしたからねー。
と、いうことで。社会人になった現在、俺がフランス書院文庫派から二次元ドリームノベルズ派に乗り換えたのも、自明の理でありましょう。ん?
って言うかね。何か知らんけど最近また増えたんで。ちょっと撮ってみました。
二次元タワー
※ここで、件名の「二次元エンド」という用語をご存じない方は、こちらの有名なエントリをご参照ください。
……みう、ヨゴレ役でごめんな。ちなみにこれ、その辺にあったのを積んでみただけなんで。所有している全てではないのです残念ながら。以前引越しした時から段ボール箱に入れたままの物が、これと同じくらいあると思います。少なくとも5冊に1冊のペースで買っている気がするので、大体計算は合うかと。うん、俺、引越ししたの3年以上前なんだけどね。残りの箱を開ける日は来るのだろーか?
さて。せっかくなんで、上にお見せした27冊をジャンル別にちょいと分類してみました。結果。
姫騎士モノ:9冊
魔法少女モノ:5冊
退魔師モノ:4冊
学園モノ:3冊
お姫様モノ:2冊
巫女モノ:2冊
近未来モノ:1冊
マジシャンモノ:1冊
我ながら微妙な偏り方してて何だかなぁ。あ、ジャンル分けはてきとーです。中にはゲンミツな分類が難しいものもありますし。「学園&退魔師」とか、「学園&魔法少女」とか、「魔法少女&人妻」とか(最後のは1冊しか無いけど)。……「マジシャン」て何だ。てゆーかさぁ、「姫騎士」と「姫剣士」と「女騎士」と「女剣士」は分けんの!?別なのコレ!?ねぇ!?
ご参考までに、個人的にお気に入りの作家さんの変遷は、「水坂早希」から「筑摩十幸」と来て、最近では「舞麗辞」と「大杉和馬」がアツい。いやはやこの辺り、小説の好みってヤツは実に難しいですよね。文体が合う合わないに加えて、自分の属性まで考慮しなくてはならないという(他に考慮すべきことは無いのか俺の人生)。
多分ですけど、上に挙げた作家陣は、俺と好みが合う方ならガチだと思うんで。芋づる式に買っていって良いハズです。で、もしそーゆー御方がいらっしゃいましたら、ぜひ今度一緒に飲みに行こうぜ、催淫効果のある白濁液を。ゴキュゴキュと。
「もっろぉ、もっろ飲まへれぇ!わらひのお口にいっぱいちょうらぁぁぁい!!」って、な。な!?……おやおや、今宵もワタクシ独りでございますか。ほっほ、では、失礼。
2008.05.10
久々に。今観ている番組について、個人的に思うトコロなんかをチラリ。
・マクロスFRONTIER
「『こいつ……動くぞ!?』って言わなかっただけまだいいじゃん」と某知人に言わしめた程の、あまりにもベッタベタなロボットモノ的第1話を観たときには、一体どうなることかと思いましたが。回を追う毎にどんどん面白くなってます。いや、相変わらず展開は、恥ずかしくなるくらいベタなんですけど、真っ向勝負の「正統派」として納得させるだけの作りになっているかと。メカの格好良さは圧巻の一言ですし、「私の彼はパイロット」をBGMに繰り広げられるドッグファイトを観た瞬間には、「ああ、マクロスだ」と口元が緩みました。
そして。今のところ、それを狙った流れになっているってのもあるかもしれませんが。ランカよりも、お姉さんぶってるシェリルの方を可愛いと思ってしまう自分の年寄りっぷりに軽く絶望。
・コードギアスR2
ちょぉぉっと現時点では手放しで褒めることができないんすよ。いや勿論、つまらなくはない、つまらなくはないんですよ?相変わらずの息もつかせぬ急展開に加え、所々に前半パートをトレースするような描写が混ぜてあって面白い。OPは第2クールの悪夢を帳消しにするクォリティの高さですし、EDも凄ぇCLAMPっぽくて好きです。翼とか。
ただ……。これは、あんな中途半端な所で止めて変則4クールにしたのにも問題があると思うのですが、時間が空いた分、観る側のテンションが下がってしまったと言いますか。何かね。完全にはのめり込めない、漠然とした嘘っぽさのようなモノを感じてしまうのです。これ、一番の原因は「ラスボスにとっ捕まった挙句キャッチ&リリースされた主人公ってどうよ?」という点にある気がしてなりません。ルルとスザクの一騎打ちから、痛み分けで神根島を脱出したとかならともかく。
ルルの魅力ってのは、ダークヒーロー8:ピエロ2くらいのバランスにあったと思うのですが、R2になってからは、もはや何をしようが負け犬ピエロとしか思えなくて。対照的なダブル主人公かと思われたルルとスザク両名に対する俺の好感度は、今やマイナスに落ち込んでいます。まあ、扇に対する好感度がMAXですしそれはそれで。その他、ギアスの安売りも気になりますし、ロロがあっさりと帰順するのもまた嘘っぽいー。
一方で。「忘れさせられたことを忘れさせられている」シャーリーの痛々しさなんかは意図的な演出だと思いますし、もしかしたら上で述べた「嘘っぽさ」も全て狙ったものなのかも?という気もします。実はルルは主人公ですらない、皇帝もラスボスじゃない、そんな超展開にむしろ期待したいです。何だかんだ言いながら、結局俺は最後まで観る気マンマンですしー。
・しゅごキャラ!
今、一番面白いアニメだと思う。異論は認める(言ってみたかっただけ)。作画・脚本ともに安定していて、話は分かり易く、くずし絵もめちゃくちゃ可愛く、現代の子供向けにしっかりと作ってあると思います。つーか、セラムンとかおジャ魔女とかの正統な後継は、むしろこっちなんじゃないか?とすら。
そう言いながら、俺は原作付きの作品を避ける傾向があるんで、これまであまりまともにチェックしていなかったのですが。第29話「キャラなり!? アミュレットエンジェル!」を観て一気にハマりました。ガーディアン新メンバーになってからの展開が面白すぎます。それと、エルのキャラが良すぎ。最近の注目点としては、新ED「Kiss!Kiss!Kiss!」の出来が素晴らしいです。絵コンテ切った方は天才。タイアップと思しき曲にあそこまで絵を合わせて、かつほのぼのドラマ仕立てに作り上げる力量は賞賛に値します。久々に、早送りできないEDに出会った気が!
なお。本作において、金髪ツインテ、クールキャラの歌唄ちゃん(CV:水樹奈々)の姿に在りし日のフェイトちゃんの面影を垣間見てしまう病気の方なら、ごたくはさておき継続視聴しやがるべき。俺とか。
・仮面ライダーキバ
今観ている特撮はこれ1本。何というか言葉にできない妙な面白さがあります。俺は井上脚本って今まであまり意識したことないんですけど、これはアリですわー。
当初は、物語が2008年と1986年とを行き来すると聞いて話についていけるかどうか不安で、早々に切る準備万端だったのですが。結果的に何の問題もなく楽しめています。「音也、ゆりは結局どうなったの?」「次狼ら3人が封じられているのはどういう経緯で?」「ファンガイアって何さ?」「っていうかそれ以前に『キバ』って!?」というあたりの大きな謎は謎として残したまま、各話の展開は比較的シンプルで、登場人物も少な目に絞ってありかつ個性的に描かれているのが功を奏しているように思います。音也のアツい道化っぷりや、名護さんのイケメン小物っぷりも最高です。
……まァ、おもちゃは売れないと思うんですけど。電王観てた人は戸惑うんだろなー。上記のとおり1986年代の描写もあるんで、特に30歳以上推奨。俺的に静香の中の人についてはノーコメントで。今から視聴開始してもまだまだ追いつける段階だと思いますので、興味のある方は是非。
今観てるのはこんなモンですかねー。周囲の評判を聞くに、ソウルイーター、ドルアーガあたりは良さげな感じなんですけど。余裕があればチェックしてみましょ。