2018.09.15

久々に好みの小説に出会った

彼氏の貧弱チ○ポじゃイけないことに気付いて絶望するヒロインって凄く良いよね、皆さまいかがお過ごしでしょうか(時候の挨拶)。

具体的には最近のデジラバとかサイクロンとかのオリジナル本がですね、以下そういう話は一切関係ございませんので何卒よろしくお願いします。
 
 
 
時を遡ること一ヶ月。

コミケ4日目だか5日目だかその辺り。

アキバヨドに寄りまして、何か帰りの新幹線で読む為の本でも買おうかなと書店で何気なく手に取った本がこちら。

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「閻魔堂沙羅の推理奇譚」(著:木元哉多、講談社タイガ)

人によって、文章の好みというのは確かにあると思います。これ、俺に大変「波長」が合いました。実に読み易く面白かったです。

著者紹介を見るに新人さんらしいのですが、とてもそうとは思えない程に落ち着いた文体。登場人物には嫌味が無くて共感を覚えることができますし。ちょっとそれっぽいことを言えば、いわゆる「フーダニット」モノになるのでしょうか。本誌に収録されている4つの短編はいずれも舞台がかなり異なるものの、よく取材されているのか違和感無く読み進めることが出来ます。

続刊が出ていることについ最近気付いたので、探しに行こうと思います。見つからんかったら電子で買ってもいいし。俺にとってこの「講談社タイガ」というレーベルは井上真偽も大当たりでして、なかなかやりおると評価しています。

あああ俺も本来は、こういう文章を書きたいんですよ憧れるんですよ。彼氏の貧弱チ○ポがどうとか言っている場合じゃなくて!

……まあ人には向き不向きとかありますからね。さて、明日というか今日というか? この連休はちょっと遠出してこようと思っています。んではまた。