2006.06.28
はいはい、更新日時を見て慌てないでください?>知人の皆様
会社は(まだ)辞めてねえですよ。か、勘違いしないでよね?・・・ちょっと、有休取っただけなんだからッ!
とまあ、何もかもが間違っているたわ言はさておき。久々にキミキスの話題でも。このところ、キミキスのサントラをエンドレスでお部屋のBGMとして流している私ですが、注目しているのは、来月(7月)以降順次発売される予定のキミキスメインヒロイン達のキャラソン。これらの曲が、果たしてゲーム本編で使われた各キャラのBGMに詞をあてたものになっているかどうかが、個人的に気になっています。(WEBラジオのOP&EDは、多分キャラソンとは別だと思うんですよね。むしろドラマCDの方に収録されるのではないか、と予想してます)
岩垂徳行氏の曲は、基本的に歌詞を乗せやすいメロディーですし、やはりゲームファンとしては本編のBGMを使用してもらうってのは感涙モノです。ただ、過去を振り返ってみると、某TLSシリーズ時代でもBGMをそのまま使ったキャラソンを作ってくれるケースは、あったりなかったりで。色々大人の事情とかあって、難しいんですかねー?
オリジナル曲にするならせめて、山口由子氏とかが曲作ってくんねえかなー。ほら、前作テーマソングの「Sweet Connection」とかを作曲された方ですよ。・・・今となっては、「Sweet Connection」のフルバージョンを聴くためだけに、わざわざOVAのサントラまで買ったのも、良い思い出です。
余談ですが、岩垂氏はライナーノーツに必ずと言っていいほど、曲ごとのコメントを付けてくれるのが嬉しいです。あぁ、このヒトは本当に真面目に曲作ってんだなあ、と尊敬しますよ。
ところで。実は私、当初キミキスをプレイしたとき、サウンドに関しては「う~ん、どれも割とイイ曲なんだけど、TLS1~2に比べると若干のパワーダウンは否めないかなあ?」という印象を受けたんですよ。でもね、こうやって繰り返し聴いてみると、全然そんなことない!良い出来じゃん。
まあ、あえて苦言を呈するとすれば、発売前からWEBラジオ等で公開されて、既に何十回も繰り返し聴かされていた(・・・え?俺だけ??)「First Kiss」をEDテーマに持ってきたのはあまりよろしくなかったかな、と。あんまり盛り上がらないんすよねー。やはりコレはOPに持ってくるべきで、EDテーマは岩垂氏の曲を使って欲しかったです。だってさ、「True Love Story 2 End」とか、もう最高だったんすよ(しつこい)!アップテンポなED曲大好きー。
んで、確かにキミキスのBGMも良い曲ばかりだと思うんですよ、特にえりりんの曲とかえりりんの曲とか。でも、やっぱりTLS1~2程の衝撃は無いような気がしてならなくて。「メインテーマ」とか「下校会話」とか上記「True Love Story 2 End」とか、歌入りの曲なら「Pure String」とか「春の日だまり」とか「恋のシミュレーション」とか「夢への歴史」とかを聴くと、涙腺が緩んでどうしようもなくなるのはどうしてだろ?と思ったら。
もちろん、単なるノスタルジーってのもあるんでしょうけど。何よりそれ以上に、俺の学生時代の恋愛経験の全てが詰まったTLSシリーズだもんな。そりゃ仕方ねぇさ!
願わくは、「キミキス」の楽曲が、今の若い世代の方々にとって、そーゆーかけがえのない貴重な存在になりますように。創り手の方々には、ぜひその辺りを意識して、良いモノを世に送り出していただきたいと思います。
( ゚Д゚)ノ ・・・。いや、むしろそうなっちゃ駄目だろ?
2006.06.25
演出が素晴らしい!!(゚ ∀゚ )b グッジョブ
いやー、さすが第一クールの締め、実に出来が良かったです。たまにこういうことがあるから、ふたご姫は続けてチェックしておく価値があるんすよね。で、ちょっと気になったんでぐぐってみたら、今回の脚本・演出の方々って前シリーズの第46話「行く?行かない?☆ブライトからの招待状」も担当されてたみたいで。・・・うーむ、全然印象に残って無いよ?(ぉ
きっとアレだ、当時は既に、展開がかなりしおしおな感じになってしまっていたからかもしれませんな。
・・・そーゆー言わなくてもいいことはさておき、今話、「天使とケンカ☆ピュピュの家出」の感想ですが。これ、「Gyu!」になってから一、二を争う高い完成度だったと思います。特に、言葉を使わないピュピュとキュキュの演技がレヴェル高いなあ、と。彼女(?)達のイメージによる、ラクガキファイン&レインさまも超絶可愛いかったし!作画も安定してますなー。
久々に、イロモノではなく真面目にメインを担当したファインも、いつも以上に喜怒哀楽をはっきりさせた演技が必要だった回でしたが、ちゃあんと区別して演じられているようで、文句無しです。脚本も、お供のクリーチャーとケンカして仲直り、というお話の展開自体は割と普通だと思うのですが、場面場面の切り替え&つなぎがはっきりしていて、これまた好感触。「水に弱いハーブ」など、伏線も細やかでしたし、オチも綺麗に付いてましたしね。
ヘタレ王子どもが久々に(ちょっとだけ)活躍してたのもポイントでした。あと、トーマの「この学園に、心もあったかハーブなど必要ないッ!」のくだり、最近はもう完全にギャグとしか思えないですよ!放っておくとそのうち、「この学園に、本来ならハーブを育てる役どころであっても良さそうだけど、話に微妙に絡ませづらいタネタネの連中など必要ないッ!」とか、よりピンポイントなことを言い出さないか心配です。
さて、次回は次回で作画がめっちゃ面白そうですしー。お化け話ってことは、怖がりのファインにまたスポットが当たるんですかね?・・・そろそろレインさまメインな話も観たいのですが。後藤邑子はミクルンルンだけじゃないってことを見せてくれよう。
ところで。病に侵されたリオーネが超絶えろく思えたんですけど。・・・こんな僕に効くハーブはありませんかね?
2006.06.21
何だか急に、体が活字を渇望していますよ!?何故だ!?
( ゚Д゚)ノ ・・・多分、ストレスとかじゃね?あるいは現実逃避とか。
・・・むぅorz。いや、でも年に何回か、そういう時期は来るものじゃありませんか?何はともあれ、そんなこんなで大量に新書を買い込んできました。
つましい話ですが。社会人になって、ある程度自由にできるお金が増えて何が嬉しかったって、新書を何冊でも、好きなときに買えるようになったことですよ。学生の頃は、よっぽど好きな作品以外は、基本的に文庫か、最悪の場合古本でしか手が出せませんでしたからねー。
まあ、本当の愛書家ならハードカバー買えってことになるんでしょうけど、さすがにソレは。値段が高いのもさることながら、場所を取り過ぎるのが一番のネックかな、と。
よりどりみどり・・・って言うか無節操にも程がある
以下、簡単にコメントね。
「霧舎巧 傑作短編集」(霧舎巧)
元はと言えばコレが元凶w。期待以上に面白かったので、ノベルス購入意欲が急に湧いてきたのです。特に、久しぶりに島田荘司が読みたくなった。
「ネジ式ザゼツキー」(島田荘司)
そういや読んでなかったな、と思って買ってきました。未読ですが、氏の作品にまず間違いは無いでしょう、ってことで。
「ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典」(西尾維新)
数ページ読んだだけですが。ファンなら買い。フリークが数人集まったら、同人で似たようなことができそう(あるいは、既にあるかも?)ですけど、作者一人でコレを書いたってのが凄いですな。
※以上3冊、講談社ノベルス
「大鷲の誓い デルフィニア戦記外伝」(茅田砂胡)C・NOVELS Fantasia
随分前に出てたんですけど、買い逃してました。やっぱ茅田砂胡イイわぁ。デルフィニア、もっぺん通して読みたくなってきました。・・・そんな時間あるわけないかorz。
「ヤングガン・カルナバル ドッグハウス」(深見真)
森奈津子がオビで推薦してたんで、問答無用で買ってみた。こういうガンアクション系は読み慣れていないので、新鮮でした。・・・って言うかね、それ以前に、「ふーん、この作品って登場人物紹介とかをあまりやらないで、グイグイ話進めていくのね。こういう構成も新鮮だなー」とか思って読んでいたんですけど。読み終わった後でこの作品はシリーズ5作目であることに気付きました。・・・ぼくはばかですか?Σ(゚Д゚;)
言い訳:だってよう、書店で平積みになってるのをジャケ買いしただけだし、表紙のドコにも「5」とか入っていないし、最近では一冊目からサブタイ付いてる作品だって多いし・・・。まーいいや、細かいことは気にしないー。
「護樹騎士団物語 螺旋の騎士よ起て!」(水月郁見)
ぶっちゃけ、鈴木理華のイラスト買いです。新たなファンタジーを開拓してみたいという気持ちもありましたが。ちなみに未読っす。・・・あ、これはちゃんとシリーズ1巻目から買いましたよw。
(追記)
コレ、「イラスト買い」とか書いて失礼しました。めっちゃ面白ぇ!一気に既刊4巻買ってきました。骨子はファンタジーなんですけど、「ひょんなことから少年が巨大メカに乗り込んで戦う」という流れは、ガンダムとかエヴァとか、最近だとエウレカセブンとか、リアルロボット系の香りがそこかしこに漂ってるかな、と。構成も凝ってるし、世界観もしっかりしているし。最近のラノベの濫造にはどうにもついていけないオサーンとしては、こういう方が性に合います。個人的には、「天空のエスカフローネ」(TV版)を思い出しました。
所々、さすがにご都合主義が過ぎるかなーと思う展開が無きにしもあらずですが、それでもぐいぐいと読ませる力は充分にあると思います。それと、メインで出てくるおにゃのこ(2名)が素敵すぎます!強く、凛々しく、逞しく。厳しく叱責されてぇ!!って、結局ソコか!<俺
※以上2冊、トクマ・ノベルズEdge・・・って、いつの間にこんなシリーズ創刊されてたんだろ?
あーそうそう、遅くなりましたが、ついでに菜々&うどんのキミキス漫画が載っている「ヤングアニマル増刊あいらんど」も買ってきました。・・・うお、噂どおりこりゃネ申だな!ファンならずとも買い。東雲太郎、アンタ凄えよ!(*゚ ∀゚ *)
さておき、鬼ノ仁とか甘詰留太とか、雑破業とかの名前が表紙に載っている雑誌に「キミキス」が掲載されたという偉業を、褒め称えたいと思いました。ん?マテヨこの雑誌、ちゃんと全年齢向けだよな!?
一方。尼損からは、こんなメールが来ました↓。
『キミキス ex.1』をお買い上げのお客様は、『ヤングアニマル 増刊 あいらんど 2006年 07/30号 [雑誌]』もお求めの方が多いため、このご案内をお送りしています。
ちょ、おまいら、どんだけ買ってんだよwww!!
>私信
知人の皆様へ。大丈夫です。これら書物のほとんどは、職場で休憩時間の気分転換に読んでいるだけなので、例の作業の妨げにはなっておりませぬ。・・・多分ね(ぇ
2006.06.18
ちょ、奏姉、あたってるあたってるw!さすがちちの(ry
( ゚∀゚)o彡゜
とまあ、ひんぬー教徒の私らしからぬ書き出しはさておき。「ナスがママならキュウリはパパだ~♪」って、俺らの世代的には「平成天才バカボン」なんですよね、確か。こうやって、実にどうでもいい日本語が、世代を超えて受け継がれて行くんですなー。
ところで、もう少しこのフレーズを分析してみましょう。いいですか、ママはナスをご所望なんですよ。でも、パパはキュウリ程度のモノしかお持ちでない。これじゃあね、ママは満足できn(ry
せめてズッキーニくらい持って来いと。そういう意味があると思うのですが、どっかで既出だったら済みません。そして、相変わらず僕の頭はちょうしがわるいようですので、この辺で切り上げさせていただきます。・・・全然レビューになっていないことにも気付きましたが、構わず切り上げさせていただきます。|)彡 サッ
追伸:そうは言いつつ、ズッキーニはキュウリではなくかぼちゃの仲間なんですって。ほら余計な知識がまたひとつ増えたー。
2006.06.15
「あのねあいかちん、大事な話があるんだ・・・」
「どうしたの、ころん?珍しく神妙な顔なんかし、て・・・?」
「・・・あいかちん、鼻の穴無いよ?」
「・・・それはアンタも同じでしょ」
はっはっは。・・・うん、とりあえず謝っておこう。何かもう色々ゴメンなさーい!いやさ、そりゃ俺だって本当は、
「んふふ・・・あいかちんが、こーんなに可愛過ぎるのがいけないんだからねっ♪」
「ちょっ、こ、ころん!?だ、駄目よこんなところで・・・じゃなくて///あ、あの、私そういうのはまだ・・・その、だから、とにかく落ち着いて・・・んむうっ!?・・・ん、~~っ・・・!!」
とか、そーゆーのを書きたかったさ!でもな!やっぱこう、さすがにソレはマズいというか何というか、思いとどまったんだよ!!な?察してくれよ!!ヽ(*`Д´)ノ
・・・まあ、その、何だ、ちょっと俺色々テンパっているみたいですorz。だいじょぶじょぶ、なんとかなるなるー。
2006.06.12
よかった、カロリが女の子で本当によかった!!・・・いや、っていうのはさ。前話の次回予告とか、そもそもカロリがチーム・サンバの一員だったこととかすっかり忘れてましてね。冒頭のサッカーシーンで、完全にヲトコノコだと思い込んでいたんですよ。
それなのに、カロリの笑い声がやたらと私のツボに入って、胸がトキメいて。「な、何だ?この胸がチクチクっとする感じは・・・?」これって、まさか、こ、こ、恋~!?遂に俺もヲトコノコまでOKになったかと本気で覚悟したのですが。・・・よかった、女の子で本当に(ry
ってことで。最近ふた牛のテンションが低めだと愚痴っていましたが、この「第11話 熱いぜ!☆初恋のデコール」は大変良い出来だったと思います。特に、タウリが自分でデコールを探している姿を見て、ファイン&レインがあえて魔法を使うのを止めたのが重要なポイントだったかと。さらに、最終的に使った魔法も、従来ありがちだった「○○を助けて!!」的な流れではなく、間接的な効果を与えるに留めて根本的な解決は今話のメインキャラ達に任せる、というのが実に素晴らしかったです。ちゃんと「水」に対しては「火」、というフォローも入れてますしね。こういう気遣いがあると、がぜん作品が面白くなると思うのですよ。
「キャプつば」世代としては、ラストはオーバーヘッドで決めて欲しかったですけど。何にしてもカロリのステータスに「タウリとのコンビプレイ」(消費ガッツ200)が加わったことでしょう。
それと、タウリの気持ちを木陰で聞いてもじもじしてるカロリのカットが超GJ!!これ、あのシーンを描いた者に褒美をとーらーせーよー。
2006.06.11
祖父のえろテレカに釣られて、買ってきましたよ公約どおり「降魔霊符伝イヅナ」。・・・今月の忙しさを考えると、当分開けられそうにないですけどね。(´・ω・`)
何か霊符とか色々くれた。・・・どーやって使えと?
それと写真の左上に紛れているのが、「キミキス」オフィシャルコンプリートガイド。やはりこれも、当分開けられそうにありません。・・・実は、巻末のインタビューくらい大丈夫だろうと思ってこっそり目を通してみたら。まだ見ていない重要なグラフィックのラフ画が沢山あって、慌てて本を閉じました。
このようにして、どんどん私の部屋に未開封の品が溜まっていくわけですが。むぅ、童話のアリさんは冬に備えて貯蓄をしていて助かったけれど、どうも俺の場合ソレとはちょっと違うんじゃないかと、薄々気付きかけているようないないような。そんな人生も悪かぁない。
さて、多分来月の中旬くらいになれば多少は状況が改善され、ゲームやる余裕が出てくると期待しているのですが。まさにそのタイミングで発売されるのがこの作品、「ペルソナ3」。はっきり言って、コレはガチで買いっすよ!
上でリンク貼ったオフィシャルサイトの凝りようや、店頭で最近流れているデモムービーなんかを見ても、相当オサレな作りですよね、コレ。生粋のヲタ野郎としては、悲しいかなその辺でちょっとヒイてしまうのですが、大丈夫、我々向けのセールスポイントもちゃあんとあります。何しろ、豊口@勝気ヒロイン、能登@弱気サポート系少女、りえりえ@サディスティックおねーさまという面子ですよ!?個人的には、ベルベットルームのアシスタント、無表情な沢城キャラがかなり気になっているんですけど・・・。キャラ表に載ってねえなー。一応、「キーワード」→「ペルソナ」→「ベルベットルーム」のムービーに一瞬だけ登場してます。・・・ええぃ、イゴールはいい!エリザベスを映(ry
ところでこの絵師の方は、買うには買ったけど結局積んだまま俺の部屋で行方不明になった「ステラデウス」の人ですね。シャープなラインがたまりません。何気にショートカット娘が多いのも俺的に超重要ポイントです。さらに、製作チームはかの名作「真・女神転生IIIノクターン」の人たちらしいので安心。
実は私、このペルソナシリーズは初代「女神異聞録ペルソナ」で挫折してんすよ。エンカウント率の高さ、バトルシーンの敵のモーションのウザさ、操作性の悪さ、攻略本を見ないと理解できない合体システム等々、不親切な設計についていけませんでした。その次の「罪・罰」はかなり評判良かったんですけど、手に取るまでは至らず。でも、今作は期待できそうです。
ま、とりあえずあれだ、ロボ子ことアイギス(坂本真綾)だけはチェック入れとけ!な?
・・・彼女(?)を見て、「イエス・ドクター・カオス」を思い出した人、挙手!ノシ
2006.06.09
えーと、このところ諸事情によりアニメの消化が滞っているわけでして。「ホスト部」は色々あって2話くらい取り逃したショックで、「西魔女」は原作知ってるからもういいやー的なノリで、後ろ髪を引かれる思いはありつつも、こっそり切りました。
で、マイメロ、アニ横は何とかフォローできてて、ふた牛やプリキュアも録り続けてはいるので、「結局俺の行き着く処はソコか」と、何やら業の深さを思い知りましたが。先日ちょっと時間を見つけて、とりあえず先週分、直近の各作品をチェックしてみました。実はふた牛やプリキュアは、過去一ヶ月分くらい溜まっているのですが、それはそれとして(ぇ
・・・ふた牛とプリキュア、予想通りテンション落ちてるわあーorz。それに、珍しく先週はマイメロも微妙な感じでした。ネガティブな記事を書くのは本意ではないのですが・・・。ゴメン、不満を一人で溜め込んでると、ますます心がびょーきになってしまうので!以下それぞれ、直近の話の感想からシリーズ全体の展望まで含めて、コメントさせてください。
【ふた牛レビュー】第10話「とだえた友情☆リオーネのまごころ」
一番気になったのは、「動物を寮に連れ込んではいけない」という規則を破ったことに対するフォローができていない点でした。今回の話に限らず、ロイヤルワンダー学園の現体制に反抗wするファイン&レイン達を描くに当たって、校則への対処の仕方は大いに注意が必要な点だと思うのですよ。間違っても、(事情はどうあれ)毎回毎回違反しっ放しってのはマズいと思います。
だって下手したら、「へー、ルールや規則って、主観や個人的な事情でどんどん破ってもいいんだ!」って印象を、視聴者のおにゃのこ達に与えかねないですからね。現実的には、いくら一見理不尽に思えるルールでも、それがルールとして存在する以上はまず遵守するのが原則で。「おかしいな、実情にそぐわないな」と思うならば、適正な手続きをもってそれを廃止するなり変更するなり、あるいは法解釈って言うの?そーゆー手法を用いて、これはルールに則った上でも正当な行為ですよ、という主張をするなり、ってのが一応、僕らが生きていく上で大切なことだと思うのですよ。
そういう小難しいオトナの事情を、アニメ作品の中でさり気なく子供達に伝えるってのが、凄えカッコイイしクリエイター冥利に尽きると思いません?だからさ、今回も魔法でゴリ押しするだけじゃなくて、例えば「ワンダードラゴンは保護指定されている特殊な生物であり、校則の『動物』には該当しない」とシフォンがさらりと言うとか、玄関でミルクを与えつつ「いえ?寮には入っていないデスヨ?」的なとんちを効かせるとか・・・。
あるいはあえて、ファイン達の行動は感情を優先させたものでよい(その方が似つかわしい?)とするならば、「ワンダードラゴンを救ったことで環境保護団体から表彰されて、減点はチャラ」とか、何かしら最終的なフォローが欲しかったのですよねー。毎度毎度、「減点されてもへいちゃらだい!」というスタンスでは、物語が薄っぺらいものになってしまうのではないか、と危惧されます。
( ゚Д゚)ノ ・・・子供向けの作品で、そこまで屁理屈こねられるお前のアタマが一番危惧されます。
【プリキュアS☆Sレビュー】第18話「本日特売!満と薫がお手伝い!?」
今回のお話自体は非常にストレートでシンプル、かなり良かったのではないでしょうか。特に、みのりの存在が貴重であることを再確認しました。うん、イイね、彼女は。彼女がいるだけで、中盤にぐっと安定感が増すね。
で、問題はさ。これは初期シリーズ以来ずっと抱えている課題ですけど、ぶっちゃけバトルがつまんねえんですよ。
思ったんですけどね、今回のプリキュアは奪われた泉を取り戻すという、基本的にいわば攻め手の立場じゃないですか。(かろうじて、泉の最後の一つを守るという守備面もありますが)それなのに実際は、バカの一つ覚えで襲い掛かってくるアクダイカーンの刺客を、降りかかる火の粉を払うような感覚で迎え撃つバリバリの守り手に徹している、そのあたりの矛盾に問題があるような気がしてなりません。加えて、今回のパン屋でのエピソードなど各話メインの物語の流れと、見せ場のバトルシーンとの関連付けが、そもそも難しいんですよね。作品の設定上、大きな欠陥があると言わざるを得ない気がします。
それでも、どっかのタイミングでプリキュアが攻勢に転ずるような展開になれば、がぜん面白くなると思うのですが。・・・シリーズの伝統とは言え、アクダイカーン側がどことも知れないあなぐらにただ潜んでいるという設定がある時点で、既に取り返しがつかないことになっているのかー!?もしこのまま、プリキュアに6つの泉を取り返されるまで、淡々と刺客を送り出しては倒されることを繰り返すだけだったら・・・。アクダイカーンの指揮官としての資質に、大いなる疑念が生じますよ。あと、刺客連中がキモいしイタい。どうにかなんねえかなー。
【マイメロクルー!レビュー】第10話「サッカーできたらイイナ!」
マイメロ全盛期のテンションに比べるとパワーダウンは否めない、って言うかむしろこの程度が普通なのかもしれませんがw。フットサル部VSサッカー部が、いつの間にかマリーランド連中による代理戦争の体を成している、というカオス展開は従来どおりですが、その割にはただボール蹴っているだけで、ピアノちゃんの擬態以外は見所に欠けたかなあ、と。
何より、最後の高橋さんのシュートを横入りした内田くんが止める、という演出の意図が分かりませんでした。ここは普通、メンバーチェンジで相手方のキーパーとして加入した内田くんが高橋さんのシュートを見逃して、「へっ、練習不足のせいで反応できなかったな。・・・いいシュートだったぜ、高橋」とか言っちゃう展開、あるいは疲労のあまりシュート寸前で倒れる高橋さん、思わずそれを庇いに行く内田くん、気付けばボールはそのままゴールへ、という展開などがしっくりくると思うのですが。ま、あえてベタな展開を避けるという意図があったのかもしれませんが。
ネ申話なときのマイメロは、カオス展開でどんだけ弾けても最後はキレイにまとめてくれる、その落差がまたイイ!と信頼することができていたために、今回はちょっと肩透かしを食った感じでした。あ、でも番組終了後の提供クレジット画面で、スカートでリフティングしてる高橋さんのカットはとても良かったですな。俺も木陰から見守りてぇ!とか思ったね。
ところで、本シリーズにおける潤君の扱いが、どう考えても間違っているように思います。今のような道化ではなく、彼は本来、このシリーズの中核を成す存在であるハズです。しかしながら、中の人の聞くに堪えない演技と相まって現時点ではものすごく軽薄な印象があり、全然魅力的に感じません。ただ、前回の京都で、ちょっとした前フリもありましたし、小暮とは歌ちゃんを巡って争い、柊しゃまとは兄弟間の確執を経て理解し合うという、重要な役割を与えられることに期待します。ついでに演技力の向上にも。・・・いや、きっとさ、今はわざとそういう演技しているんだよ、な?いずれ大化けすんだよ、うん、そうだそうに違いない。
それと今後、ギャグ面に関してウサミミ仮面に頼りきりになるのだけは、避けて欲しいと思いますねー。
さて。こうなると、実は「アニ横」が一番安定して見られるのかもしれません。大幅な制約の中に、突き抜けた自由を持たせた設定の勝利、それに尽きるような気が。しかも最近、どう考えても大友向けのネタが増えています。「MISSION:IMPOSSIBLE」(スパイ大作戦)なんて俺らにしか分かんねえよ、おはようフェルプス君w。
・・・。ハッ!?Σ(゚Д゚;)
気付いたら、えらく長い間しゃべくってしまいました。えっと、こんだけ語れるってことはさ、何だかんだ言って俺、これらの作品が大好きってことだよな!うん、よしよし。