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2005.08.30

ふた姫レビュー(第22話)

神話でした。またもや。ただ今回の話は、キタコレ!!(゚∀゚)とか言って部屋中を転げまわる類のハイテンションなものではなく、こう、じんわりと美味しさを噛み締めるような出来でした。
脚本・演出・作画、全てが絡み合い生まれる相乗効果。各キャラも個性的に描かれていましたし、よく動いていたと思います。
ギャグも盛りだくさんで、のっけからプーモの、「目がかすみそう」で不覚にも笑わされました。好きな花、ファインは「黄色いひまわり」、レインは「ピンクのチューリップ」とのことでしたが。レインがピンクって、ちょっとイメージ違うかなぁ、と思った貴方!そこは我らがレインさまのこと、周りを欺くフェイクに決まっているじゃあないですか。多分本当は、ウツボカズラとかだと思います。
それにしてもソフィー、キャラ立ちスギです。天然毒舌に加えて、予知能力のスキルまで身に付けているとは。属性も風だし、回避率めっちゃ高そう。
ただ、兎にも角にも今回の主役はアルテッサ。「ファインのマナーは、とてもプリンセスの振る舞いとは思えませんことよ!」って、全くの正論です。むしろ、それに異を唱えるブライトの方が歪んでいるわけで。最初は完璧超人かと思われた彼も、徐々に鍍金が剥がれてきましたか?このままだと、エクリプスの当て馬という結末は免れませんよー。
「ベストフラワープリンセスになるための、秘密の特訓をしていたのに!」
「秘密の特訓?」
「あの変なポーズも?」
そうよ、花の気持ちを掴むためにね!」
って、アルテッサさま、「変なポーズ」ってお認めになっていらっしゃるw。こーゆー隙も、アルテッサの魅力です。
さらに。
テーマ・女王の貫禄!…ちょっと、パンチが足りないかしら?」
って、充分ですって!!その下の台座、正に「花の女王」ことラフレシアじゃないすか!?ソレ、すっげ臭いらしいですよ。あと、鉄仮面が乗ってたりとかするので注意が必要。以上、ラフレシア豆知識でした。
さて、お菓子作りのプリンセスパーティーでのイザコザ、未解決だったことをちゃんと引っ張っているスタッフ、偉い!伏線もクソも無い、どっかのアニメとは大違いです。
ただ、今回ラストはそれなりに上手くまとまっていましたけど、個人的にはプロミネンスではなく、ファイン&レインの自力で解決して欲しかったなあ、と思います。いっそのことプロミネンスの力は盗まれて、でも諦めず、ふた姫しか通れない小さなスキ間からアルテッサ救出に向かう、とかね。第1話のときからずっと、「ふた姫の魅力」というのは「他人のために一所懸命になれること」だと思っていますので。
とにかく、アルテッサの第一次デレ化が見られて満足です。きっと、ふた姫との本格的な和解、っていうかデレ化最終形態があるに違いありません。期待します。
追記:ところでここのブログ、「ふた姫」スレがちっとも上がらないなあと思っていたら、スレの数って制限あって、人気無いのは削除されているらしく。ふた姫は…微妙なんですかねえ?他所様を見てみたら、皆さんトラバとかで頑張っていらっしゃるみたいなので、私もいっこ送ってみようかな、と。
ちょいと探してみたら、割と近しいものを感じる(失礼!)サイト様をハケーンしたので、ここに貼らせていただきます。