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2005.08.27

マイメロ難民~その2~

~前回までのあらすじ~
突如消息を絶ったマイメロ弐号機を追って、単身敵地へ潜入した隊長。そのとき、彼が見たモノは…?一方その頃、海上自衛隊イージス艦「いそかぜ」では。
まあ、そんなわけで、ふらふらと2時間程街を彷徨ったあげく、「かみちゅ!」DVD1巻やらOP・EDやらはしっかりゲットしたものの、結局マイメロ2巻は見つからず。時間、体力ともに限界を迎えつつあった、と言うかスーツ姿でアニメショップをうろつくのがいい加減辛くなってきた私は、店頭で流れていた「アイスキャンディー」の歌詞がぐるぐる回る頭で、ふと、こう考えました。
「これは、既にヲタ方面は全滅なのでは?それならばむしろ狙い目は、ファミリー層をターゲットとした売り場ではないだろうか」
そこで目を付けたのが某デパート。おもちゃ売り場かCD・DVD売り場か。いずれにせよ、見てみる価値はある!と、某アニメショップの袋を片手に、大手デパートのエスカレータを駆け上がる私。
そして到着したおもちゃ売り場。フロア案内図を見た私は、勝利を確信しました。信じられない偶然。早々にゆりえ様のご加護があったのでしょうか。何とそこには、「サ○リオランド」の文字が燦然と輝いているではありませんか!
「何たる…僥倖ッ!!(ざわ…ざわざわ…)」
正に本家本元、ここにブツが無くして、一体何処にあると言うのか!気付けば私の右手は、自然にガッツポーズをしていました。
まあ結局、無かったんですけどね。
DVDは、影も形も。そんなわけで、

Mmlo_Krmi
↑ついカッとなって買ったマイメロ&クロミ様
※諸事情により、見目麗しきお顔はお見せできません。万一これでも怒られたら、即消しますw

さて、実はこのヌイグルミを購入する段階でも、ひと悶着あったのですよ。
何しろ、おにゃのこ達の夢で一杯のこの空間。そこに紛れ込んだ異物1名。毎ターンHPが減ってゆくのを感じつつ、ようやく目的のマイメロ棚に辿り着いたのですが。
あまりに綺麗にディスプレイされているので、どれが売り物か分からない罠。仕方なく店員さんに、「アノ、コレ、売リ物デスカ?オレ、コレ、ホシイ。ウソツカナイ。キレテナーイ」と、何とか勇気と人語を振り絞って聞いてみる俺。
キョドりまくりな俺を余所に、さすが相手はプロ。(表面上は)嫌な顔一つせずに、「はい、よろしければお買い求めください。同じ物がこちらにもございますよ?」と、マイメロを手渡してくれました。そしてその次に店員さんがおっしゃった言葉。
「あ、それからこちらの黒い方もですね?…」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工
ええ、無論、店員さんは、まさか私が固有名詞を知っているハズはなかろうと思い、親切に分かりやすい表現をしてくれたのでしょう。
しかし私は心の中で、
「ちょ、おま、この女(アマ)ああああああああぁっ!!よりにもよってクロミ様を、「黒い方」とは何事じゃああああああああっ!いいから、ちょっとソコ座れ。な?そもそもクロミ様の魅力はだな…」
と、説教を始めたいのをぐっと堪え、レジへ向かいました。良かった、通報されずに済んだようですね。さて、ファイナルイベントです。皆様もお気づきかもしれませんが、ここではお定まりのあのやり取りがあるのです。私は、気合を入れ、覚悟を決めると、品物をレジへ差し出しました。
そしたら、予想通り。来ました!!
「こちらは、プレゼントですか?」
「いえ、自…宅用です」
_| ̄|〇
済まん!全国の同志達よ!本当に面目無いッ!!俺は、俺はただのチキン野郎だ!ああそうさ、本当は言うつもりだったさ。胸を張り、声を大にして、「自分用です」ってな。でも、でもよぉ…。後ろにいた親子連れの目とかよぅ…。察してくれよぅ…。(ま、「自宅用」でも問題だろ?って突っ込みはナシねw)
そりゃね、例え近所の本屋で女性店員がレジ番でも、堂々といやむしろ嬉々として成年コミックとコバルト文庫を同時に差し出し、あまつさえそれを軽い羞恥PLAYとして楽しむ程のスキルは持っている私ですよ(ぉ?
しかしさすがの私も、ファンシーの本丸では全く手も足も出ませんでしたとさ。
おしまい。でも、大満足でした。
~   ~   ~   ~   ♪
(黒音符、ゲットぉぉぉぉっ!<クロミ様)