2009.06.09

そんなことより野球しようぜ

って言われた気分だわ、こちとら原稿やりてぇってのによ?急遽、予定には無かった内容の更新です。完成したばかりの某有名スタジアムに、何か知りませんが行ってきましたよ。

Yakyuu_Siyouze.jpg

証拠写真。小さすぎて分かりませんが、一応某有名日本人選手の打席です。さて、事の成り行きを追ってお話しますと。時は本日の午後、やること無くなったしもういいや、今日は定時前に帰って原稿のスタートダッシュかけよ、とか思って帰り支度を始めかけたところへ、上司から一本の電話が。
上司「あのさ、野球のチケットが余っているんだけど、てめー行く気ない?」
俺 「ええと、何日のですか?(今月は原稿作業でそれどころじゃねーよ)」
上司「トゥデイ、アットセブン」
俺 「……は?」
上司「だから、トゥデイ、アットセブン」
っておいおい、プレイボールまで後数時間しかねぇじゃん!?まあ、そんな状況でもなきゃ俺にまでお声がかかるハズも無いのですが。
電話だったため「何か言わなきゃ!」という強迫観念(ええ、半年以上こっちで生活していてもこのザマですう?生まれつきのチキン体質はそう簡単に変わりゃあしません)に加えて、(……あー、普通は信じられないくらい有難い機会なんだろうなぁ、一般人なら断る理由なんて一切無いんだろうなぁ)等とワケの分からない思考が頭を駆け巡り、何かもう面倒くさくなって「イ、イエスプリーズ」と回答。
正直なところ、ネタとして一度は行ってみてもいいんじゃね?しかもタダだし?という思いや、まだまだ原稿作業も序盤だしなあ、という言い訳が頭をよぎったのも事実でして。俺の記憶にある限り、実にリア消以来の野球観戦と相成りました。
うん、まあ、結論から言えばアリだと思いましたよ。エンターテイメントとして色々工夫されているし、悪い経験じゃなかた。ビールもホットドッグもンまい。でもね。いや、俺がおかしい。俺がおかしいってことは重々承知しているんです?そうご理解いただいた上で申し上げますとね。ええ、自分の周囲でめちゃめちゃ盛り上がっている連中を見るにつけ。
ああ、こいつらが触手ゲーの素晴らしさを理解できないのと同じく、俺はこいつらみたいにこの場で楽しむことはできないのだなあ、と。そして、ああ、こいつらの趣味は規制されなくて羨ましいな、と思わざるを得ませんでした。
世の中、色々と理不尽です。……チケットくれた上司も、まさか俺がこんな結論に達しようとは夢にも思っていないでありましょう。試合観るためだけにわざわざ日本から来る旅行客だっているってのにさ、何という豚に真珠。心の中で、あぽろじゃいずしておきますブヒィ。