2011.12.24
ころん「……今年は結局、8thの『魔女っ娘シリーズ』だーれもお迎え出来なかったね」
ちいか「ご、ゴメンね、私が喫茶店のバイトもっと頑張れば……」
みう 「ううん、そんなことないよう」
ころん「そうだよちい母ちゃん! お、おいら別にクリスマスプレゼントとか欲しくないし? ホントだよ、別に最新の合体ロボ『Xキュート』とか、ぜんっぜん欲しくなんてないからね?」
ちいか「まあまあ、ころんは優しい娘だねぇ、ごほっごほっ」
みう 「えーなになに、いつものやつ? じゃあわたしもー、ええとええと、あっ、わたしも、新しいぴょん太さんとか別に欲しくないよー?」
ちいか「えっ? う、うん」
ころん(それは、そうだよね)
あいか「ちょっとアンタたち? せっかくのクリスマスに、何テンション下がるよーなコト言ってんの!」
ころん「あー、そりゃあいかちんはさー、ドールお迎えしなかった分の予算ぜんぶお酒に回ってんだし、満足でしょーけど?」
あいか「ふふっ、否定はしないっ!」
ひめの「今年も準備はバッチリやし? 上等なシャンパンに……」
あいか「こっちはちょっとスペシャルなスコッチウイスキー、ラベルのおっさんがサンタ服着てる限定版っ! ネット通販で残っていたのをギリギリ買えて良かったー! これ、アイラのブレンデッドモルトでさ、通常版も美味しいんだけど。今回のはカスクストレングスってのがまた凄いんだよっ?」
ころん「はいはい」
あいか「あ、そだ! ところでさ、ライリの国ってサンタで有名じゃなかったっけ?」
ライリ「エエト、スコシ説明ムズカシイデス」
ころん「だいじょぶだいじょぶ、あたし通訳するから!」
ライリ「アリガト、コロン」
ライリ「エー、タシカニ、フィンランドニハ『サンタクロース村』トイウノガアリマスケド……」
ころん「えー、フィンランドはサンタの本場でぇ……」
ライリ「サンタノ出身ハグリーンランドトスル説モアルカラ、フィンランドガトクベツトモ言イ切レナイデス」
ころん「活きの良いサンタがばんばん水揚げされるんだって!!」
あいか「ゼッタイ言ってないでしょそれ」
ころん「痛ぁ!?」
ライリ「ナイスチョップデス」
リアン(……)
リアン(7等分ってのはとても難しいから)
リアン(まず8等分して、私が2切れ引き受けるしかないよね)
みう 「リアンちゃーん? 始めるよー?」
リアン「……今行く」
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あいか「それじゃみんな、いっくよー? せーの」
全員 「We wish you a Happy Holiday!!」
2011.06.11
原稿作業のお供にと。久々に紅茶を買ってみましたよー。
おんもに出たくなかったので、通販で。有名どころの農園から2種類をチョイス。「ムーンライトダイアナ」とか「ブラックサンダー」とか、キモヲタの名に恥じぬようもちろん名前の響き優先で選んでいます。いやもちろん味もうめーんですけど。
最近すっかりコーヒー党になってしまっていたので、紅茶の入れ方を忘れていて少々焦りましたが。喫茶店「アルプス亭」でお手伝いをしている、ちいかさんのおかげで何とかなりました。ありがとうちいかさん。くるくる表情が変わって可愛いですちいかさん。んー、どうやらぼちぼち原稿作業中の精神状態になってきたようですが俺はだいじょうぶです。
仮にあんまだいじょうぶじゃないことがあるとすれば、俺のお財布の中身かもです。何しろ今週末の食費なんて、一日あたり500円以内に収めないとならない状況でとてもまずい。ンなコト言っている一方で、紅茶やコーヒー豆に数千円、ウイスキーに一万円とか平気で出していることとのバランスがおかしい気もしますけど。そっちはまずくなくてむしろとてもおいしいし?おっけーおっけー。
2011.04.20
ころん「デア! ジュワ! へア! デュワッ!」
みう 「ナッパよけろー」
ちいか「ちょっ、ころんちゃ、もがっ! みっ、みうちゃんも、あ痛ぁっ!」
リアン「……何あれ」
ひめの「んーとな、アゾンから新発売の『マカロンクッション』投げ、らしいで?」
あいか「にしては何か違和感が」
あいか「あいかチョップ(出力最小)」
リアン「……」
ひめの「ホンモノやんなあ」
あいか「こらぁぁぁっ!! お菓子で遊ぶなぁぁぁぁっ!!」
ころん「だぁってぇー、マカロンクッション品切れでどこにも売ってないんだもん」
みう 「まさかこんなニッチなグッズが売れるなんて、世の中分かんないよねぇ」
ちいか「撮影に使用したマカロンは、もちろん後でスタッフが美味しくいただきました」
2011.02.14
あいか「みんなお待たせー! もっちろん今年もやるよバレンタイン企画!!」
あいか「……でも、相変わらず予算はあんま多くないんだよね」
ころん「先週あいかちん買い過ぎてたもん」
あいか「う、うっさい、おばかころんっ! あれはそのほら勢いっつーか何つーかさ」
あいか「とにかく! あれこれ悩んだ末に思いついた今年の企画は……」
ちいか「お酒とのコラボレーションですぅ」
リアン「部屋にあるお酒の中からピンと来たのをピックアップ」
みう 「それに合わせてー、チョコレートをー」
ひめの「てきとーにみつくろって買ってくるっちゅーことで!」
あいか「んじゃ、早速行くよー!!」
あいか「トップバッターはわたしとリアン! 正統派美少女コンビが紹介するのは……」
リアン「それ自分で言う」
あいか「いいのっ! コンセプトはとにかく正統派! 伝統のシェリー樽熟成『グレンドロナック18年アラダイス』に合わせるのは」
リアン「これまた王道、ベーシックな力強さに満ちた『フィリップ・ベル』の詰め合わせ!」
あいか「やっぱ基本は大事よねっ」
ひめの「二番手はあたしとちいかちゃん、コンセプトは『和』の心。バレンタインゆうても、日本人として祝いたいモンやし」
ちいか「何より今年の『サロン・デュ・ショコラ』は『日本』がテーマだったことにもちなんで」
ひめの「お酒もジャパニーズ! 『宮城峡15年』に合わせるのは……」
ちいか「『ファブリス・ジロット』の『アンスピラシオン・ジャポン』ですぅ」
ひめの「優雅にそして繊細に、大人しさの中にも芯の強さを秘めた、ステキな組み合わせや!」
ころん「やほ! お待たせしました大本命!」
みう 「最後はわたしと、ころんちゃんの、イロモノコンビが紹介するー」
ころん「……その台本書いたあいかちん、後でシメるかんね」
みう 「そうだよね、お笑い志望のころんちゃんはともかくー、わたしなんてすっごく普通の子なのにねえ」
ころん「……う、うん、そだね」
みう 「? えーと、まず、お酒は超個性派『アードベッグ アリーナムビースト』」
ころん「それにムリヤリ合わせるのは、オテル・プラザ・アテネのタブレット2種類だよ! ボリボリガリゴリ、うまー!」
みう 「ムリヤリ?」
ころん「んー、何かね、あいかちんが言うには、一部で変態扱いすらされているお酒を、チョコと合わせんのはすっごい難しいんじゃないかって。でもどっかでホワイトチョコと合わせているの見たし、後はこんだけナッツが入ってりゃどうにかなるんじゃないか、ってことみたい」
ころん「それと、この銘柄は変態の中でもまろやかで柔らかくて優しい方なんだって」
みう 「変態で、優しい? むつかしいね」
ころん「にゃー、たとえばほら、妹思いのSM嬢、とか?」
みう 「おおー、何か凄いねそれ! 他には?」
ころん「んー、……くつ下フェチの保母さん?」
みう 「うん、他には他には?」
ころん「えーっとぉー、そうだねえ……」
……。
……。
あいか「……やっばいわあのコンビ、ツッコミがいねえ!」
2010.12.24
あいか「アメリカ研修行ってた時に買って以来、毎年ウチのクリスマスBGMはこのCDで決まってんの!」
あいか「じゃーん! メタル・クリスマス!」
あいか「このCD、いきなり『イ゛ェアアアアア!』『オーウアアアアー!!』『テメェら歌いやがれ!』で始まる”We Wish You a Merry Christmas”とか、間奏に『……奴はオマエがどこに住んでいるか知っている』『……奴はオマエの部屋の窓が開いていることを知っている』『そして奴は、オマエのベッドの下の……!』ってのが入る”Santa Claws Is Coming To Town”とかね。かなりキてんのよ」
あいか「うふふ、やっぱあれかなメタルクリスマスは、サンタが背中の袋から臓物取り出して観客にブチ撒けたりすんのかなっ」
ころん「あー、トナカイはステージ上で自分のソリぶっ壊すパフォーマンスすんねきっと」
ちいか「一方、臓物を抜かれたターキーのお腹には香草とお野菜とを詰めてオーブンでこんがりと」
リアン「美味しそう!」
みう 「でもさー、アメリカで何度かターキー食べたけど、ぱさぱさしててあんま美味しくなかったよね? 単にハズレだったのかなー?」
ひめの「まぁターキーは言うたら縁起モンやろし。美味しさ優先ならこの時期は寒ブリにポン酒やんな。ちゅーかあれや、クリスマスだからってケーキとか食うなや! 日本人ならまんじゅうを! まんじゅうを食え!!」
あいか「あはははは! そうだよねっ! まんじゅうだよねえ! 紅白のヤツに、何ならよもぎも足してクリスマスカラーだし? あはははは!」
ころん「……あのさ、この2人何でこんなテンション高いの?」
リアン「?」
みう 「?」
ちいか「……あーっ!? シャンパンが! 空いてる!!」
……。
と、いうわけで、今年も。
全員「HAPPY HOLIDAYS!!」
(※飲酒は二十歳を過ぎてから。なお、この日記に登場する彼女たちはアゾンインターナショナルの「えっくす☆きゅーと」のメンバーですが、おねーさんタイプのぼでーに換装すれば二十歳以上になりますので全くもって問題は無いのであります)
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最後に、ちょっぴり楽屋裏の話を「続きを読む」に入れときます。
(さらに…)
2010.02.13
某日、某所にて。すり切れたコートの襟をかき合わせるようにして、寒さに身を震わせながら。その女性は消え入りそうな声でこう告げた。
あいか「……あのう、チョコレートを、一箱だけいただけないでしょうか?」
……。
……。
ころん「母ちゃん遅いね」
ちいか「そうだね、いつもならそろそろ帰ってくるのにね」
ころん「ちいか姉ちゃん、おいらお腹減った!」
ちいか「ダメよころん、そんな意地汚いこと言っちゃ」
(ぐぅーきゅるる)
ころん「何だい、姉ちゃんだってハラペコじゃんか!」
ちいか「///」
ガチャ、ガラガラ。
ちいか「あ、お母さん帰ってきた!」
ころん「おかえり、母ちゃん!」
あいか「……ああ、ただいま、お前たち」
あいか「さあ、今年のチョコレートだよ。二人で仲良く分けてお食べ」
ちいか「……え? 一箱、だけ?」
ころん「母ちゃんの分は?」
あいか「! ……か、母ちゃんはねえ、我慢できなくてお外で先に自分の分を食べてきちゃったんだよ。だから、これはお前たちの分」
ちいか「……」
ころん「……」
ちいか「あたし、お腹一杯だから。あたしの分、半分お母さんにあげる!」
ころん「お、おいらの分も!」
あいか「……っ! 二人とも、優しい子だねえ。そんな子たちに気を遣わせて、ダメな母ちゃんだね。貧乏な家で、本当にゴメンねえ」
ちいか「大丈夫だよお母さん、あたし、大きくなったら社長さんになって、お金たっくさん稼いでくるから!」
ころん「おいらも! おいらもしゃちょーになって、母ちゃんに腹一杯チョコレート食べさせてやるよ!」
あいか「まあまあお前たち……母ちゃんは幸せ者だよう。おーいおいおい」
ちいか「お母さん!」
ころん「あい母ちゃん!!」
ひめの「って、アホかぁぁぁぁぁっ!!」
ひめの「そない貧しい家が、一箱2,000円もするチョコ買うなや!! 何それ? 何そのショートコント!?」
あいか「いや、その、だってさぁ」
ちいか「理屈で言えばそーなんですけども」
ころん「ほら、気分的にさ? 去年までは少なくとも6人分買ってたワケだし」
ひめの「……せやったな。どう考えてもそっちのがおかしいわ」
みう 「うんうん、そうだよねえ、ちょっとリアリティが無いよねえ。あい母ちゃんなら、夜のお仕事でバンバンお金稼いで来そうなモンなのにー」
リアン「みう!? そこじゃない!!」
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はい、まあ、そういうワケで。一日早いけどバレンタインデーネタでした。引越し関連のあれこれでお金を使い切ってしまった所為で、今年は涙を呑んでこんな形に。今回一箇所だけ試してみたのはこちらのお店。新宿伊勢丹に店舗があるみたいです。あ、これ美味しい!普通のガナッシュとかとはちょっと違って、外側がかなり固めのチョコレートになっていて食感が面白い!
そうして高級チョコをつまみながらバーボンをちびちびと。毎年恒例ながら、幸せな冬の一時です。でさ、夢の無い話をすれば。この時期にデパートの特設会場あたりで売っている舶来物のチョコレート、きっと値段の大部分は輸送代だったりするのでしょうし。だったら日本メーカーの品を買った方が良いのですよ、コストパフォーマンス的にも内需拡大な意味でも。円高だからって、別にこのテの品は安くなっている風でもないですし。でもよう、せっかくだしよう、夢のある話でいいじゃんかよう。ってことで、国産品はまたそのうち、神戸や東京に買いに行きますのでよろしく。
2010.02.09
ころん「みんなこんちゃー!ころんだよ。何と今日は、あたしたちが次に住む予定のお家をしょーかいしちゃいまーす!!」
ころん「じゃーん!」
ころん「いぇい」
ころん「いぇいいぇい」
ころん「いぇ……」
ちいか「あの、ころんちゃん」
ころん「?」
ちいか「今写真撮っているのは、入居したときの状態を記録しておくためのものだから。ころんちゃんが写っちゃダメなんじゃないかな」
ころん「えー、そーゆーモンなの?」
ちいか「そーゆーモンなのです。ねえ、あいかちゃん」
あいか「ええ? そそ、そうだって、決まってるじゃん!」
みう 「にー」
リアン「で、アンタはそれ何やってんの、みう?」
みう 「部屋の広さをたんのーしてるー」
リアン「……そう」
あいか「っしゃー、んじゃみんなそろそろ帰るよー。続きはちゃんと引越してきてからまたゆっくりね」
ころん「ありゃ? ひめのんは??」
あいか「っかしいなあ、さっきまで一緒だったのに」
ひめの「何や落ち着くなぁ。やっぱ和室はええなあ」
2009.10.26
我がワンルームがヲタグッズ溢れる魔窟と化してはや数年。いつの日か勇敢な美少女騎士が怪物退治に乗り込んで来るのではないだろうか、ならば返り討ちにしてくれようあっはっはとてぐすね引きながら待つのにもいいかげん耐え切れなくなって年明けの引越しを決意、なけなしの貯金を崩しまして。先日ある程度まとまった金額を引越し費用として用意したハズなのですが。
この一週間で、既に半分くらい無くなってんだよね。……天狗じゃ!天狗の仕業じゃ!
こわいね天狗。ま、それはそれとして。ここ数回の記事にも無駄遣いの片鱗が見え隠れしてはおりますが、それ以外で何に使っているのかと言いますとたとえばこんな感じ。
あいか「どれもこれも外れ無しの定番。初心者にもオススメの銘柄よ!」
ってなワケで買っちった!買っちまいましたよ欲しかったウイスキーさんを色々と。今回のも普段飲みのラインアップではありますが、ちょっと上等な連中です。左側はバーボン「ウッドフォードリザーブ」と「ローワンズクリーク」、右側はスコッチ「グレンファークラス」と「ストラスアイラ」です。
さて唐突ではありますが、俺が常日頃から思っていること。お酒って、かなりヲタ向けだと思いません?まずね、うん、名前がカッコいいんすよ。何かこう、エターナルフォースブリザード的な?相手は死ぬ、みたいな響きがね?
それと、世の中に数多くの種類があって、味にそれぞれ特徴があって、自分の好みに出会う楽しみがあって。もちろん、「俺ぁ別に値段が安けりゃ何でもいいよ」という考えも否定はしませんが、総じて俺らヲタクといった人種にそういうタイプの人は少ないんじゃないかと。今まできっかけが無かっただけで、ひとたびこだわり始めたらかなりハマりますよー。
ネット等で情報を得て、有名どころを片っ端から試してみるのも良いですし。知名度は低いけど自分の好みの品を見つけた時の喜びなんかもまた格別ですし。
んで、上述の銘柄について、ぐぐってみると色々出てきて面白いのですが。たとえば上の写真のグレンファークラスは「緑の草の谷」、ストラスアイラは「アイラ川の流れる広い谷間」という意味なのだそうで。一方でバーボンは人名とか、蒸留所近くの川の名前とかから来ているものが多いようですね。訳してしまうとそうでもありませんが、俺らヲタは基本的にカタカナの響きに弱いですから。
でもでも、日本のお酒だって名前のカッコ良さで負けてはおりません。日本酒や焼酎にも、厨ニ心を刺激する素敵な感じのネーミングが沢山あると思うのです。やっぱ日本人としては、ウイスキーも含め日本の製品を飲みたいという気持ちも捨てがたく。
要はアレなんすよね、「巫女」「浴衣」「姫」「くの一」属性があるか、「シスター」「ドレス」「プリンセス」「女騎士」属性があるか、それと似たような話だと思うんですよヲタとしては。どっちもイケる人がいたっていいじゃない!(俺今良いこと言った的な満面の笑顔で)