2008.12.08
ロングホーントレインで行こう
ええと、先週の話なんですけどね。こちらでの月曜午前3時に冬コミのゲスト原稿をどうにか完成させて、軽く仮眠を取った後、実は当日の午後にはD.C.行きの電車に乗っておりました。寝過ごしたらえらいこっちゃと、ビクビクしてましたわ。今回は本気でスケジュールに余裕が無かった(その上準備の時間もほとんどありませんでした@自業自得)ので、むしゅめ達は無念のお留守番でした。
んで。その際、某知人に「今、D.C.(もちろん「ディバイン・クルセイダーズ」)に出張中なんよ」というメールを送ったら、案の定「D.C.つったらダカーポじゃねぇのか」という旨の回答が。これぞまさしくヲタの会話。おおやだやだ。……あ!セガ信者の方は間に合ってます!間に合ってますからっ!
つーわけで、ちょいと余裕があったのでユニオンステーション前で一枚パチリ。ここは建物自体も凄えカッコイイんすよね。同行してた人が「ヘイ、てめーを撮ってやろうか?」と言ってくれましたがノーサンキュー。そうか、一般人は自分を入れて写真を撮るのが普通なのかもですね。こういう日記書き慣れてると、自分を被写体にするなんて思いもよりませんから。
ちょっと撮影に失敗しましたが、同じようなアングルで夜の風景を。ライトアップされてて、きれー。
さらには、駅に入ったところに巨大なツリーがあったのでこれも記念に。同行してる現地の人がいると、比較的写真を撮りやすいです。独りのときは、隙を見せたらやられるのです。今でもそう感じているのです。
ところで、今回の出張中に一度、びっくりするくらい豪華なメシを食う機会がありました。俺は上司のオマケでご相伴にあずかることが出来たのですが、いやはや何とも。あんなん食ったの生まれて初めてじゃなかろか。ベースはフレンチだけれどあえてそこに拘らず、シェフ独自のアレンジで何たらかんたら。よく聞き取れませんでしたがそんな感じ。
俺が食ったものは、前菜のほうれん草のキッシュに始まり、ロックフォールのサラダ、そしてメインはバイソン(野牛)の肉。ワインは甘すぎず上品なリースリング(って誰かが褒めてました。俺は「うまー」としか)、食後にはチョコレートケーキと、ブランデーで締め。最高。
いえね、普段は慎み深いっつーか臆病で卑屈な俺ですけどね。食い物に関しては割と貪欲なんすよ。日本人のメンバーの中でも、ここまでガッツリ注文していたのは俺だけでしたし、チョコケーキに至っては現地の人ですら「そいつはリアリー、リアリー甘いと思うぜアーユーオーライ?」とか言うくらいでしたけどペロリ平らげ。こういう時には遠慮なんてしちゃあなんねえ、珍しいモノ注文してたらふく食って、最後に「ごっつぉさんしたッ!」って笑顔で言えばいいじゃないの、というのが信条なんで。
ま、普段ロクなモノ食ってないことの反動ってだけかもしれませんが。それと仲間内で飲みに行くときも、必ず変なモノを注文する癖がありますねー。触手・グロ系(イカ・タコ・貝類、あるいは目玉とか内臓とか……と俺は分類しているのですが、知人達ですら賛同してくれません)があれば当然のように行きます。このあたりの嗜好は首尾一貫しているとも。ひぎぃ、らめぇ、ニョロニョロ。
何はともあれ。特筆すべきはやはりメインのバイソンですわ。ローストビーフ風に調理されて出てきたのですが、これがまた極上の味わいでした。柔らかく、かつ身の締まった赤身の肉で、霜降りよりも赤身が大好きな俺にとっては本当に好み。呑気に写真を撮るような雰囲気ではなかったのが実に残念です。
せめて俺の絵でこの感動をお伝えしたく。どう?伝わりました?