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2006.07.15

ダージリン夏摘み、入荷しました!

ああっ、ちょっとちょっと!タイトルを見て、「あれ?リンク先間違ったかな?」と思ってブラウザ閉じようとした貴方!大丈夫です、いつもの私んトコですよ!?
ってことで、ペルソナ3受け取りに行くついでに、夏摘みダージリンが入荷してるの見つけたんで、買ってきましたー。

CC_sakura

さっそく味見。美味ぇ。

今回買ったお茶は全部で3種:「PUTTABONG QUEEN」「GLENBURN」「阿里山烏龍 春茶 極品」。最初の2つがダージリン、最後のは台湾のお茶ですって。夏摘みダージリンについては、興味のある方はこのあたりもご参照ください。
でね、なじみのない方はびっくりされるかもしれませんが。ちょっと無粋な話、上記のお茶って50gで2,000円~3,000円くらいするんですよ。じゃあ、100g数百円で売ってるその辺のお茶の10倍美味いかというと、んなこたあないわけで。ブランドって言うか季節モノって言うか、そんな感じだと思います。
そもそも、私も少し前まで全然興味無かったんですけど、後輩にちょっと凝ってるヤツがいましてね。そいつ曰く、「まあ、確かに3,000円とか聞くと抵抗あるかもしれませんけど、茶葉の量として20回分はあるワケで。喫茶店とかで飲む事考えたら、別に高くないっすよ?」
・・・なるほどね。( ゚д゚ )
と、まんまと騙されて今に至ります。勿論、平日の夜は控えてますが、休日の読書やゲームその他作業のお供には欠かせません。まあ、貧乏人のささやかな贅沢と思ってくださいな。普段の私なら、「いや、それなら水道水飲んで、浮いた分で同人誌買うね!」とか言いかねませんが、たまにはこういうのもアリかと。でね、さすがに10倍とは言わないまでも、香りも味も、明らかにその辺のモノとは違うな、という感じはあるのですよ。
あえて表現するなら・・・。
まるで果実を思わせる、甘く芳醇な香り。口中に広がる爽やかな味わいは、夏の高原を吹き抜ける風を彷彿とさせる。その風に乗って、僕の足元にふわりと落ちる麦わら帽子。何気なくかがんでそれを拾い上げ、顔を上げると、いつの間にか目の前には一人の少女の姿が。よほど急いで走ってきたのだろう、呼吸を整えるのに必死で、声が出ない様子。白いワンピースの裾が風にはためくのを、気に留める余裕も無いようだ。肩まで切り揃えられた艶やかな黒髪が、ゆるやかに上下している。ややあどけなさを残す瞳の、髪と同じ漆黒の輝きに吸い込まれそうになりながら、僕は思わず声をかけていた。「・・・これ、キミの?」
~中略~
「あなたが好きです!」
「お、俺も!」

・・・どうよ?これで3,000円なら、別に高くないっすよ??
( ゚Д゚)ノ ・・・。おそらく「夏」「高原」「風」というキーワードだな、病状を表面化させたのは。