2006.01.10

ふた姫レビュー(第40話)

えっと、とりあえず単純に面白かったです久々に。メラメラの国がらみの回は安定して観られる、というジンクスが出来つつあるかも。
のっけからリオーネの「ひどい・・・お父さまのわからず屋っ!」に魂を抜かれました。リオーネ!リオーネ!!ヽ(゚ ∀゚ )ノ
・・・もっかい聴こ。3回くらいで満足した(ぉ
さて、今回のお話のポイントは、「髑髏堕ちる時、卓越した友情の闘志救うべく、理想を持ちたる渦中の人現る」「ボードラゴン笑う時、グレイスの宝は現れる」という予言に従って、演芸会でボードラゴンを笑わそう、というもので、しっかり方向性が定まっており好ましいです。
ボードラゴンを連れてくる所から始まり、全般的によく動いていたと思います。各人の芸に笑い転げるふたご姫の表情も明るく可愛らしく、たいへんよい、です。やっぱこれだよ、ふた姫の魅力は!!
とは言え。まあ、ファイン&レインの芸が露払い扱いなのは、案の定と言うか何と言うか、もう仕方が無いとあきらめるとして。
オチがアルテッサってのは、易きに付いてしまった感がちょっと、なあ。いや、決して悪いとは言いませんが、またもや主役って誰よ論争が繰り返されるじゃないですか。
・・・これじゃあ、冬コミで某知人が言っていた、「いっそのことファイン&レインは、主役は主役でもプリンセスじゃなくて、わがままなアルテッサに仕えるふたごの妖精という位置付けで(プーモはイラネw)、物語をそのふたご視点で進める、という作品にした方が良かったんじゃね?御付が主役ってのは割と新鮮だし、ダンスも違和感無く踊らせることができるし」という説に、改めて強い説得力を感じますよ?
さておき。ボードラゴンの通訳として、
「ありきたりでキレが無い、って」
「地味すぎ」
「小さくまとまりすぎ。見応えなし」
「芸じゃない」

と、各国のプリンセスの芸を一刀両断した挙句、
「・・・わ、私じゃなくて、ボードラゴンが!」
とか言っちゃうリオーネ超カワユス。(*´Д`)
ファイヤーダンスといい、やっぱこの娘オイシイトコ持ってくなあ。
それと、「一人ぼっち」という単語に即座に反応するレインさまも素敵でいらっしゃいました。
最終的に、「ボードラゴンを笑わせるとは、正に奇跡!・・・ブライト殿の言葉、考え直した方が良さそうじゃな」とか王様言ってるケドさ。お前、最初ふた姫のことボロクソに言ってたやん!本っ当に、この星の指導者はボンクラばっ(ry
んで、やっぱラストはさ、アルテッサじゃなくてティオきゅんが締めるべきだったのではないか、と。他の連中が「笑わせる為の芸」をやっている中、ティオきゅんだけは真面目にやってんのに失敗する姿が微笑ましくて、つい笑ってしまう、とか。
あるいは「ボードラゴン!どうか、どうか皆が本当に心から笑える世界を取り戻すために、グレイスストーンをくだされぇっ!」とティオきゅんが必死で訴える、パノン@ドラクエIV的展開とかさ。
う~ん、だからせめてもう少し何とかさ、こう・・・最後の温泉で全てを忘れた
う~ん、だからせめてもう少し何とかさ、こう・・・ミルロの胸元とかをな、こう・・・。