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2015.11.30

ゲルマン梱包

ういっすご無沙汰してます、原稿作業は順調に遅れておりますが生存確認を。てか、すずかちゃんのバリアジャケット、線が多くて描くの大変。

さて話は少し変わりまして。右上で一瞬お知らせしましたが、実はドイツからの小包が届いておりまして。年末に向けてこう、ささやかな楽しみと言いますか、割と恒例行事になっています海外からお酒取り寄せです。でもってほら、中身が無事かどうかとかの確認も必要じゃん? と言い訳してとりあえず開けてみます。これを飲むのは原稿が完成するまで我慢がま……味見くらいならいいよねと俺は思いました。

毎度の事ですが送料やら税金やらを考慮するとかなり高くつきますので、日本で手に入る品をわざわざ買うのはあまり得策ではありません。一応、それなりに珍しそうなモノを選んではみましたが、今後同じ製品が日本に入ってくるかどうかはある意味賭けみたいなものでして。そこにワクワクドキドキするのもヲタクならではの心理と言えるのではないかなと。

今回購入したのは全部で3本。さすがに3本とも開けてしまうのは勿体無いので、中でも特にジャケ買いした1本は未開封のまま取っておくことにしまして。残り2本について簡単に説明しましょう。例によって本気で情報を求めていらっしゃる方が迷い込んでしまうのも申し訳ないので説明は最小限にして、ボトルの詳細は画像を見ていただく形でお願いしたいと思います。

Aika_HP.jpg
ハイランドパーク 1995年

リフィルアメリカンオークということで、きっと俺の好みの味だろうと期待しつつ。当たりでした。香りは大人しめで、若干ピートを感じるくらいかな。でもって味の方はもっと力強くてイイ感じ、バニラ、ハチミツ、グレープフルーツっぽい印象に加え、よりはっきりしたピート。

では続きまして。

Chiika_CL.jpg
クライヌリッシュ 1997年

先のハイランドパークと合わせて、俺がいっとう好きな銘柄。特に1997ヴィンテージは出来が良いとの評判もあり。個人的にこの蒸留所のキャラクターとして「ワクシー」と呼ばれる味が好みなので、さてこいつはどんなモンかなと試してみたところ。……あれ、期待した程はワクシーじゃないかも? 少し前に出た飛行機のラベルのやつとかの方が良かったんじゃね? と一瞬凹みかけたのですが。でもこれはこれでもの凄く完成度高いと言いますか、バランス良くて実はめっちゃ美味いのでは? と思い直しました。先のハイランドパークと比べて香りはこちらの方が華やかで、年数以上に熟成感があります。味もバニラやらレモンパイやら、上品な甘さ。まあ充分アリですわ。

そして最後にこれはジャケ買いをしたと申し上げた1本、ラベルを見ていただけばその理由は一目瞭然かと。

Koron_GG.jpg
グレンギリー 1990年

「死んでくれる?」で有名な某キャラ。そら買いますよねこのラベル。公爵夫人やフラミンゴがいるデザイン。先の2本は今年のリリースですが、これはもう少し前のボトリングですし今更国内では手に入れにくいんじゃないかなと思いつつ。一旦戸棚にしまっておきます。

それでは原稿作業に戻ります。次回は表紙の線画をお届けできるかと。

2015.11.24

俺も、ゆいちゃんと同じだ

大切な事が見えていなかった。

「忘れていたのかもしれません……絵を描く楽しさを」

いつだってプリキュアは俺たちに大切な事を教えてくれますね。まあ俺はほら、人生において大切なことのほとんどをアニメ・漫画・ゲームから学んでいますし?
しっかし良いタイミングで良い話が来ました。冬コミ原稿やっている真っ最中、この台詞は心にグサリと来ました。

はい、そらもうすっかり忘れていました。世の中に星の数ほどいらっしゃる上手い人たちと比べて自分の画力の残念さに凹んで手が止まったり、俺程度のヤツは絵なんか描く意味無いじゃんとくさったり、〆切に合わせて手を抜くことばかり考えたり。

でも、まずそうですよね、絵を描くのは楽しいことなんですよ。ちょっとね、心を入れ替えますわ。

C89_Suzukachan_Sample.jpg

前回はお休みだったので一年ぶりのすずかちゃん

今回収録する4コマのネタ的に、某スクールアイドルの衣装を着てもらいました。絵柄が微妙に固まってしまっている気がします、本来はもう少し「今風」に仕上げたいのですが自分のクセってのはなかなか修正出来ませんねえ。一応そんな事も意識しつつ、とにかくクリスタの使い方をようやく思い出して、線を引くことにも慣れてきたところで。一旦表紙の作成に移りたいと思います。まだまだ先は長いですが、ゆいちゃんに負けないよう頑張りますわ。

2015.11.17

東亰ザナドゥ(たぶん)バレなし感想

スンマセンまたもやご無沙汰しております。

本格的に原稿作業を始める前に、めっちゃイイ所まで進んでいた東亰ザナドゥに一区切りつけておきたくて。先週の土曜にクリアしたのは良いのですが、そのおかげでちょいとした何てーんすかね? 喪失感? みたいなのに苛まれまして。翌日曜はなーんもする気がなくてボーッとしていました。ってえええええ!? おまえ原稿やんなきゃなんないのにバカジャナイノ!?

……こほん、本日より仕切り直しまして、真面目に冬コミ原稿に取り組みます。

にしても東亰ザナドゥ、良いゲームでしたよ、ええ。これでもうコウ達との日々が終わってしまうんだと思うと寂しくなるくらいにはハマりました。その上で今の自分がやるべきことは、これから約一ヶ月間、クソったれな仕事をどうにか処理しつつ家帰ってきたら黙々と原稿作業やるしかないんだと考えるとですね。ヴォェェ。吐きそう。

いやいやいや、そらまあ仕事の方はやむなしとしても、同人活動は好きでやっていることですからね。吐きそうってのはちょいとオカシイのですが。どうしてもこう、多少の義務感やらプレッシャーやらってのはのしかかって来るワケで? でも大丈夫、ほら俺は精神的にドMですから。キツイようツライようと思えば思うほどにゾクゾクしてくる性格なので大丈夫。大丈夫。だいじょうぶ。

さて、くだらない話でスペースを多少潰したところでお断り。以下、東亰ザナドゥをクリアした感想を簡単にしたためておきます。ネタバレは極力避けておりますが、ってか発売からこんなに時間が経っているので今更そんな心配は無用かもしれませんが、未プレイまたはプレイ中につき一切の情報をシャットダウン中の方は、ここで読むのを止めてくださいませ

Tokyo_Xanadu_Report.jpg
ゲーム好きなら買って損は無し

総括すればそんな所。しっかりと作られています。

そうそう、まず始めに。先ほど「クリア」と書きましたが、実際にはもう少し続きがあるようです。ただ俺は個人的に「この物語はこれでいいんだ」と納得したのでプレイはここで止めにします。気持ちの内の何割かは(ここで止めてそろそろ原稿やんなきゃマジでやべえ)ってのも無くは無いのですが、それ以上に自分の中では話のまとめ方がとてもしっくり来たので。ただこれは人によって感じ方が違うでしょうし、だからこその「続き」だと思いますし、それを用意したのはFalcomのファンサービスなのでしょう、俺はその点も含めて高く評価します。

プレイ時間は約55時間。メッセージが変わる度に街の人たち全員に話しかけて、ってのをやっていますので、まあこんなモンかなと。軌跡シリーズに比べるとコンパクトでキレイにまとまっていますね。ストーリーは基本的に良く言えば王道、悪く言えばベッタベタな展開が多いです。でもそれで良いんじゃないかと。本作は俺みてーな無駄にトシ食ってキモヲタこじらせたダメ人間なんかよりも、現在の中高生の方々に是非プレイして欲しいと思いました。

アクションは、苦手な俺でもNORMALで楽々進められるくらいのバランスで好感触。あまり他の3Dアクションゲーやったことないので比較は出来ませんが、無難に良く作ってあるんじゃないでしょうか。スキルやグリッド強化等のシステムについては、一見すると自由度がありそうですが実際には材料が手に入るタイミングが固定なので、深く考える必要無し。この点は賛否両論あるでしょう。俺としてはもっと複雑であれこれ悩みながら試行錯誤する仕組みの方が好みですが、昨今の流行りを考えるとここはプラス評価とすべきかなと。武器防具の装備も選択の余地はほぼありませんし、エレメントやアクセサリの種類で多少の個性を出せるかなといった程度。お気に入りのキャラを贔屓することは出来ますし、それで充分です。

キャラクターの魅力についても色々と語りたいのですが、俺がそこに触れるとどうしてもネタバレ感が強くなるので割愛いたします。とりあえずこの冬は本を買い漁りに行きます。数はそんなに多くないでしょうしジャンル全買い行きますよ? シオ先輩×ゴトウ兄貴本だろうが何だろうが全買いですよ?

作品全体で個人的に一番気に入ったのは、章立て構成のバランスの良さでしょうか。各話長すぎず短すぎず、まるでTVアニメ作品のように毎回メリハリがあって心地良い。携帯機でプレイする手軽さと相まって、サクサク楽しめました。さらに終盤の展開は上手いこと計算されていてこれまたお気に入りですが、そのある場面で唯一「ここはこういう台詞を入れて欲しかった」という不満点がありました。これは知人の方々に飲み会の場で直接説明しますわ、キモヲタ特有のねっとりとしつつも早口でまくし立てる最悪のスタイルでの持論ゴリ押しを。とてもめいわく。

きっと次回以降のFalcom作品はイースや軌跡シリーズでしょうし、本作の世界観で続編が出るかどうかは微妙な所かもしれませんが。出たら間違いなく買います。

んで最後に。これはネタバレにもならんと思いますので言及しますけどあの釣りのミニゲーム! 閃の軌跡プレイした者にとっては罠もいいとこです。最初、何で失敗するのか全然分からんかったし。通じる人にしか通じない話でスミマセン、ではこの辺で失礼します。

2015.11.05

星と疾走!

冬コミ原稿作業の手始めに! 部屋の掃除をしてコタツを出して、掃除の途中で出てきた漫画を読んで、東亰ザナドゥがそろそろ終わりそうなので進めてみて、掃除の途中で出てきたラノベ読んで。

……。

はい順調です! 順調です!

それと、やっぱ作業中のBGMは必要だよねってことで久々にCD買ってきました。

START_DASH_SENSATION.jpg
「キラッキラに輝くのは……? ルミナース!」

ってことで、アイカツ! 4thシーズンOP「START DASH SENSATION」。

2015年度上期のマイベスト・アニソンがGo!プリンセスプリキュアのOPだとすれば、2015年度下期のマイベストは間違いなくこの曲です。

右上のツイートでも以前にちと触れましたが、このOPのコンテ切った方は凄いと思います。4年目に突入するアイカツ!という作品、これまでの過去の積み重ねがあるからこそのドラマ全てを凝縮したとでも言うべき密度、完成度。

某所のレビュー等ではフルバージョンが凄いとか何とか良く言われているみたいです。いや確かにそら良いですよ、AメロBメロCメロ聴いていて全部心地良いってのはなかなか無いことですし、フルバージョンはめっさ良い出来だと思いますよ。でもね。俺あキモヲタなんでアニヲタなんで? やっぱこの曲はTVバージョンで、映像と合わせてこそ輝くと思うのです。計算された構図、テンポ良く歌詞とシンクロする映像、作品のこれまでそしてこれからを描く流れ、そして何より「ココロに光る『太陽』」に重なるソレイユのメンバー! 鳥肌モノですよこれは。これがこれこそがアニメのオープニングなんだと、声を大にして言いたくなります。あ、それと、ひなの笑顔がめちゃくちゃ可愛いぜぇー!

でもって最後にちょいと細かいけど個人的なコダワリについて言及させてください。この曲、サビの部分に入る直前。「START DASH!!」というかけ声「スタート」の「ト」が大好き。……これ、共感していただける方は世の中にいらっしゃるのでしょうか。

一応解説しますとね? 英語で”start”という単語、普通は最後の”t”ってほとんど発音されないと思うのです。だからあえてカタカナで書くと「スター」とか「スターゥ」とかに聞こえるのが、ネイティブの発音なんじゃないかなと。でもね。俺ら日本人だし。いんだよカタカナ読みでちゃんと発音して! この曲の場合、そこでしっかり「ト」にも音が置いてあって、その方がとてもしっくり来るんですよ。

何でもかんでもネイティブならいいってモンじゃないです。日本人なら堂々と日本人していればいいんですよ。「アップル」でいいんですよ「エアッポォォォ」じゃねーんですよ。「ヘンシンヒロイン」でいいんですよ「ショクシュモンスター」でいいんですよ!

とまあいつも通りの締め方で失礼いたします。さて、原稿の方はそろそろ真面目にエンジンかけないと。私のアツい同人活動、始まります!