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2012.05.03

あこしずの脅威

うえーい、連休絶賛引きこもり中ぅ-!
いや、ホントは都産祭とか行きたかったんですけど。お財布の中身空っぽだしぃー、ちょー雨降ってるしぃー、何かダルいしぃー、という感じで結局お家でなんにもせずにだらだら過ごしています。

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久々にのんびり小説読んだり音楽聴いたり

小説は少し前に出た「護樹騎士団物語 幼年学校編Ⅴ孤島の迷宮を暴け」(著:水月郁見)。物語の方はいきなり佳境と言いますか、そっち行くかーって感じの重要な動きがいくつか。俺はビアンの「うつけ者」一回毎に原稿料払ってもいいと思っているくらいなので、もっとこう平和で平穏な日常を描いていただいても全然問題無いのですが。と言いつつも俺はトゥール派ですけども。……再登場しないんだろうなあ。
久々に買ったCDは、ゴーバスOPと咲-Saki-阿知賀編のED。この辺りをエンドレスで流しながら、お酒飲んでネット見ていると大体一日終わります。驚く程にダメすぎる贅沢。んにゃでも特にこの”Futuristic Player”、カップリングっつーか第2EDっつーか、これが大好きでして。橋本みゆきやっぱ良いっすわ。
上記のようにだらけていることからも推測できますように、ちょっと最近微妙にテンションが上がらないと言うか思いっきりハマれる作品が見当たらないと言うか、そんな気がしておりまして。そんな中で今一番心踊らされるのが、もしかしたら「咲-Saki-阿知賀編」なんじゃないかなと。アニメが原作とほぼ同じハイペースで進んでいるのが少々残念ではありますが。もっとベッタベタのスポ根モノとして描いて欲しくて、その辺のもやもやも含めて創作意欲が湧いて来たり来なかったり。
阿知賀はキャラめちゃめちゃ立っていると思うのです。そして俺は基本的に穏乃が好きなのです、おバカ貧乳ムニュ口で、そこに裏乗れば満貫だし。ただ、以前に知人とその辺りを議論(真剣に)していた際に気付かされたのですが。どうやら俺は、しず好きが高じて、物語を完全に憧視点で見ていることが分かりました。つまりはこういうことです。
――ばかだよ、しずは。
小学生の頃からちっとも変わっていない。計算は出来ないし、いきあたりばったりで、見た目も中身も子供っぽいままで。
あたしはさ、ちゃんと髪のお手入れもメイクも覚えたし、服装にも気を遣ってる。TVや雑誌の、流行りの話題にだってついて行ける。
それが当たり前、それが普通の女の子ってモンでしょ。いつまでも子供のままじゃいられない、人は変わるのが普通なんだ。
あたしは変わらなきゃならないんだ。周りの様子を見て、他人の顔色を窺って、空気を読んで。それが大人になるということ、前に進むということだから。
でも、しずはあたしと違って。「変わらない」強さを持っている。確固たる信念を、揺るぎない価値観を。もしかしたら、たぶん、それは。
あの娘は明日も笑うんだろう、笑っているんだろう。いつも通り、一寸の曇りも無い瞳を輝かせて、真っ直ぐ前だけを見つめて。
……その隣であたしは、どんな顔をすればいいのかな。
きっとしずは、あたしも同じ理由で阿知賀にいるって、打ってるって思っているんだろな。
――本当に、ばかだよしずは。