Kei's Asylum

ちいか「まだだー！まだ新年なんか明けちゃいないよー！！」
みう　「ちょっとぉー、何言ってんのよばかちいかー、もうとっくに3日も過ぎてんのよ？ほらぁ、とっとと挨拶すんのー！」
ちいか「……」
みう　「……」
ちいか「……むー、やっぱりあいかちゃんところんちゃんみたいにはいかないですねー。むつかしー」
みう　「まあまあ仕方ないよ、あの二人はトクベツだもん。何てゆーか、もはや芸の域に達してるよね、あのかけ合いは」
ちいか「くすっ、そうですねー。それでは気を取り直しまして」
みう　「はいはーい、新年明けまして」

みう　「ところでちいかちゃんは、お正月何してた？」
ちいか「えっとぉ、おせち食べて、後はお姉ちゃんの喫茶店が2日から開いているから、そのお手伝いですね」
みう　「おせちって、もしかして自分ちで作ったやつ？」
ちいか「うん。私はちょっとお手伝いしただけですけど」
みう　「ふぇー、偉いねぇ。わたしなんて、ずーっとコタツに入ってごろごろしてたよ」
ちいか「まあまあ、それもお正月らしくていいじゃないですか。何しろ世の中にはね、カードヒーローのダウンロード体験版目当てに、お年玉握り締めた子供達に混じって近所のスーパーのおもちゃ売り場に、年明け早々わざわざ出向いた大人もいるらしいですよ？『そこでしか手に入らないカードがあるんだ』とか何とか知りませんけど、もう少し分別のある行動をですね」
みう　「うわ、さいってー。そーゆー大人にだけはなりたくないよね」
ちいか「本当に。……さぁ、そんな架空の人物の話はさておいて、私たちはお菓子でもいただきましょう」
みう　「あ、それ初詣行ったときに買ってきたやつだよね？かわいー！」
ちいか（……あれ？これ、うさぎ？ねずみじゃなくて？？）
みう　（……ま、可愛いからいいけど）

　
追伸：いやあのな、７年ぶりのカードヒーロー、相変わらずめっさ面白ぇんだって、マジで。