2006.09.30
いちこちゃんも、僕の理想の女性です
「パニック」も「シェイク」もいいけれど。今!ストロベリー、いやさ「ストロベリィ」と言ったら、「まじかるストロベリィ」(著:まつもと剛志)で決まりなのですよ!!…仲間内で、チェックしてる人いましたっけね?「キミキス」目当てで購読開始したヤングアニマルですが、キミキス→DMCと来て、遂に「まじスト」にドハマりしてる俺、思う壺ですがな。
さて本作。この手の4コマ作品は数年前から特に増えているようで、とうていチェックしきれるものではなく、自分の好みに合う作品に出会うのは割と困難なのですが。これは当たりでした。私の個人的な意見ですけれども、正直最初の頃の話を読むと、割とどこにでもあるようなほのぼの4コマという印象を受けるのですが、1巻の途中あたりから「何かを掴みましたか!?」というくらい、オリジナリティとセンス溢れる作風になっているような気がします。99%ギャグの中に、1%だけホロリとさせるコマがあったりする点も大好きですが、それ以前に。
もう何つーかね、いちこの可愛らしさが神懸ってるんすよ。鉢植えの苺から生まれた妖精である彼女を、ありがちな単なる「恋愛対象」ではなく「何かマスコット的なアレ」という位置付けにした(勝手になったw?)ことが、「萌へ」だの「癒し系」だのといった紋切り型のジャンルで一括りにされるようなユルい凡作とは一線を画す、「読ませる」作品へと昇華させた大きな要因になっているのではないかと。
色気より食い気、だけど背伸びもしたいお年頃(?)。一途にご主人様を想…いつつボケ倒すその姿は愛らしくいじらしく。一方でごくたまに見せる純粋さは、神秘的とすら思えるほどに見る者の心を打ちます。作者の方は、ぜってー小さきものを愛する心をお持ちだと確信しました。つまり、有り体に言えば俺と同じロ(ry
「にゃんにゃんにゃーん♪」「パナパナパンダ子ちゃーん!!」
ああ俺はもうダメかもしれん。…ぃよし、とりあえず手ごろな鉢植えを探しに、最寄の花屋さんへ行ってみたらどうよ?ε≡゚ω゚)ノ
いちこ以外のキャラクターも忘れちゃあいけない。報われない苦労人、無理矢理やらされる女装もカンペキなニコたんのツョタレベルは相当なモノなので、腐女子の方々も安心です。ちなみに「試しに一冊だけ買ってみよっかな?」という場合は、ネタがこなれてきた感がある、2巻がオススメかもです。ニコたんも、この巻から登場しますしー。
…まあ、と言いつつ私のド本命は、無口黒髪ツインテ黒魔術おこちゃま、さえリンですけどね。分かりやすぅい!