2009.01.12

菜々子の可愛いは正義!(前編)

※何か調子に乗って書いてたらやたら記事が長くなってしまったので、前・後編に分けようと思います。
さて、ちまちま進めていた北米版P4ですが、最も気になっていた点が以下のとおり判明いたしましたのでこれにて一時中断。

Kanji.jpg
「ハッテン、ボクの町」の英訳は“Bad, Bad Bathhouse”、これは中間試験に出るクマね!

いやはや北米版の英訳スタッフは、本当に頑張っていると思いました。何より凄いと思ったのは「モロキン」。英訳は“King Moron”となっているのですが、この”Moron”ってのは「バカ」というような意味があるらしく。日本語のニュアンスを生かしたまま、それ以上の付加価値を付けて英語にアレンジする。この一点をとってみても、翻訳スタッフの只ならぬセンスがうかがい知れようってモンです。
これ、やってて思うんですけど、例えば子供(に限りませんが)に「ゲームばっかりやっていないで勉強しなさい!ただしこれならやってよし」みたいな感じで英語版のゲーム与えたら、喜んでプレイするんじゃないでしょうか?下手な参考書よりも、よっぽど教材になるような気がします。たかがゲームと侮ることなかれ。100時間にわたって英語を読み、聴けば、それなりに力つきますよ?それほどまでに長い時間、興味を持ってもらえる英語教材なんて普通ありえませんもの。
俺自身、現在どうにかこっちで生活が出来る程度の英語力を身に付けられたのは、元はと言えば(※視聴できるみたいなんで、それぞれアマゾンへのリンク張っておきます)“MOTHER”のアルバムやらFFヴォーカル・コレクション“PRAY”“Love Will Grow”やらが大好きで、聴きまくり歌いまくっていたおかげと言っても過言じゃないんですから。”POLLYANNA (I BELIEVE IN YOU)”なんて本当にゲーム史上に残る名曲だと思います。今でもそらで歌えるくらい大好き。「ラヴ・ウィル・グロウ(フィナーレ) 」にしたって、聴けば泣かずにはいられませんて!
ところで、もう一点気になっていたのが「エヴリデイ、ヤング・ライフ、ジュ・ネ・ス!」ですが、面白いことにこれが微妙に違います。譜割りは“Everyday’s/great/at/your/Ju/nes!”となっていて、「ジュネス」の発音っつーかアクセントも、後ろにある感じ。えーと、分かりやすく言うとほら、あれですよあれ。ドSと似たようなアクセント!天城さんと同じ、ドSです!そう、もっと、もっと俺を冷たく詰ってくれ!「行かない……」とか言ってくれよもうっ!
その他、お茶妖精さんトコの1月7日の記事で色々と紹介されていらっしゃるようですので、興味のある方はそちらもご覧あれ。
以前にも少し触れましたが、声優さん達の演技に関しては日本版に軍配が上がると思います。これはまあ仕方ないっすね。ただ件名にもあるように、菜々子チャンの可愛さは微塵も失われていませんので安心です!ちょっと巻き舌?な感じで、「…にちは」“…’lo”とか、「うん」“Uh-huh”とか、お、俺、俺もうっ、クマー!!
さておき。当然と言えば当然ですが、日本版のセーブデータ引継ぎは出来ませんし、一周目をこれ以上続けるのもしんどいですし。とりあえずは以後、月光館学園もとい“Gekkoukan High School”に通うことにしましたよ。ああなるほど、こいつがテレッテですか。確かにうざい!タルタロス登るのには、それなりにコツが要りそうですね。ミックスレイドとか受胎アイテムとかのシステムも良いっす。何で無くしちゃったんだろ?
「GUARD」無し、ダウンから立ち上がるのに1ターンかかるなど、戦闘はこっちのがシビアでメガテンっぽくて俺は好きかもです。序盤でも、うっかり火炎属性弱点のペルソナ付けててアギやマハラギ連打されて、為すすべも無くイゴールさんこんちはー、なんてザラですからね。見えないトコまでドM仕様!ヒホヒホ!ヒーホー!
(後編に続く)