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2005.06.05

ふた姫(第10話)が神な件

今回ちょいと気合入っています。ご容赦を。
「お菓子を作ろう☆プリンセスパーティ」の回。もうね、アバンタイトルのキャメロットとの掛け合いからして、「おや、今日は何か違うかも」と感じられるのですよ。後でスタッフ見たら、絵コンテ:佐藤順一と。ああ、やっぱこの人凄えなあ、と。
あと、演出の奥野耕太氏って、EDのコンテ切ってる方っすね。個人的には、OPよりもEDのコンテが大のお気に入り(冒頭でふたりが目を細めて見つめ合うトコとか、「ふたごのひ・め」のトコとか。えろいよな?!な!)なので、この方他に何やってるのかしらん、とぐぐってみると、うた∽かたの演出とか、プリーティア(懐かしい…)の製作進行とかがヒットしましたけど、もしかして割と新しい方?(って、私が無知なだけかもしれませんが)
とにかく、要注目っす。ちぃ、おぼえた!
作画も上々。特に崩し絵が蝶サイコーです。謁見時のバンソコー(2種)が神!エプロン姿も神!唯一残念なのは、初の「変身後ダンス」が割と雑だったこと。ま、贅沢かな。
初挿入歌キター!!お菓子つながりってことですかー。この歌、後藤邑子の合いの手を聴くだけでも価値がある一品ですが、油断すると尻子玉を抜かれかねない程の破壊力があるので、注意が必要です。
でね。今回最も注目したいのは話の内容。ってか、塩&砂糖で巡業中の力士を登場させるという発想は、一体どういう脳の構造をしていたら出てくるのかとスタッフを疑いましたが、まさかあんな伏線になっていようとは。
アルテッサの作品を見たときに、そうなるだろうな、とは思っていましたが、てっきりそれをプロミネンスるものだとばっかり。私の予想では、プリンセスパーティーで結局ふた姫は一度も優勝せずに、他の姫のフォローに徹するのだと。で、最後にラスボス戦(って何?)でみんなが助けに来てくれるという展開(cf:FF3他)を予想していたので、こういう展開は意外でした。けど、良い意味で期待を裏切られたって感じです。道理でLVアップ早かった
よなー。
あ、でもレベルダウンした場合でも、戦闘終了前にマロールで脱出して宿屋に泊まれば、もとのキラキラプリンセスに戻れるのでは(って違
とまあ、前半~中盤にかけてのハイテンションギャグオンパレード、それと対照的な後半のアルテッサとのいさかいを経て、ふた姫の成長を描き、今後の展開を膨らませるED、と、脚本、演出、作画全てが相まって、最高の一話に仕上がっていました。アルテッサの成長(っていうか「デレ化」)&ふた姫との和解は、後に持ち越しってことですな。楽しみ。まあ、でも今回は、アルテッサばかりに非があるワケでもないし。善悪だけで決着できない揉め事を描くってのも、難しいけど大切なことだし、スタッフの方々、偉い!
ああ、アニメってこういうモンだよなあ、としみじみ思いました。全国のょ○ι゛ょの方々も、こういう作品をみておっきくなって欲しいものです。…待った!やっぱ、おっきくなっちゃダメえええええええええん。はい、最後で台無し