2016.06.14

キモヲタ海外滞在記2016年6月・後半

湿度高っけえな日本は!? ええと、どうにか無事帰ってきております。やるべきことが色々と溜まってしまってバタバタしていますけど。まずは旅の報告の続きを。

さて、早くも旅は後半戦に差し掛かります。楽しい時間はどうしてすぐに過ぎるんだろと、誰かが言っていましたけど。海外旅行の場合それはそれとして、チキンハートな俺にとっては楽しさ以上に気を張っている所為ってのが大きいと思います。旅程の再確認やら身の回りの注意やらで、時間があっという間に過ぎてゆく感じ。そういう意味では、たまに出くわすツアーの団体客を見ていると、海外であそこまでリラックス出来るのは皮肉なしに凄いと思いますわ。

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なかなか格好いい駅に到着

ダブリンからコークまでは、電車で約3時間ほど。チケットは事前にネットで購入して、構内の端末に予約番号を入力すると現物が出てくる仕組みでした。

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出発までかなり余裕があったので一休み

日本でもジューススタンドはよく見かけますが、こちらはメニューがアグレッシブです。このペースト状の物体は、アボカドとキュウリとりんごと、あと何だったか忘れましたがそんなのが入っています。味はその、ご想像の通りと言いますか率直に言って美味くはないです。でも、俺のメシの写真をご覧になれば一目瞭然、今回の旅では野菜を採る機会が少ないのでこういうのは大変有難いですよね。いやまあ俺の定義では、麦や小麦そしてホップから出来ているビールは野菜に分類されることになるので、補給は充分ということになるのですがそういうこと言っていると本当に身体を壊すからやめましょう。

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やっぱりこの国には緑が似合う気が

アメリカでもイギリスでも、そしてここでもそうだったのですが、電車は出発の10~20分前になってやっと搭乗ホームが決まり、電光掲示板に表示されるシステム。慌しくてどうにも慣れません。何かそうする理由があると思うんですけど、残念ながら身近に鉄ヲタがいないので今のところ何故かは分かっておりません。

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車内はとても綺麗

今回は、奮発していわゆる「一等車」にしてみました。俺にとっては、昔のイギリスを舞台にしたミステリーくらいでしか聞いたことのない用語です。これまでは一等なんて貴族が乗るものであって、平民の俺は乗ってはいけないのだと半ば本気で思っていたのですが。海外の二等車といいますか普通車といいますか、いざ乗ってみると座席は狭いしスーツケース置く場所は少ないしで、新幹線の普通車のイメージで行くとかなり残念な感じであることが多い気がしまして。それなら今回は試しに一等にしてみようかなと。往復で一万円くらいだったので、充分アリですわ。

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これは割りと恐ろしい

何がって、車両とホームとの隙間。普通に人一人落ちそうな、スーツケースを落っことしそうなくらいに開いています。これが普通なのか、日本が細かすぎるのか。たまに海外に来るとこういうのも新鮮です。

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宿に到着

ツイートでも触れた部屋です、こちらは別の角度から。やっぱり広くて豪華。値段はダブリンの(問題の)宿よりもずっと安いのですが。せっかく良い部屋なのに、基本的には寝るだけだったのでちと残念。もう少しここで過ごしたかったです。というわけで、荷物を宿に置いたら早速市内散策へ出発ー。

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もちろん飲みに行きますよビールを

ここも事前にチェックしていた場所です。醸造所とパブとを兼ねているらしく。

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通りに面している入り口をくぐるともう一つ入り口が

なかなかにオサレっすね。でも俺、仮に日本でこんな造りの店があったら、警戒していきなりは入らないだろうなあとも。ここのビールも非常に美味しかったです。この国ではとにかくスタウトが有名なのですが、ここはレッドエールやペールエール、ヴァイツェンなど色々なスタイルを作っていて面白い。

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これまた雰囲気あると思いません?

当然のように、流れるが如く、風の吹くままに。二軒目のパブ突入。ここでは定石通り、マーフィーズとビーミッシュとをいただきます。やっぱTAPは信じられないくらい美味いです。自慢するつもりも、外国崇拝するつもりもないのですが。基本的に日本という国のファンである俺ではありますが。ことビールに関しては、ヲタク目線で言わせてもらえば、たとえば日本の居酒屋やビアガーデン等に比べてこっちのパブ文化の方が圧倒的に好きですわ。もちろん日本にも、探せば美味しいクラフトビールがTAPで飲める店があるにはありますけど。数が圧倒的に違いますし。

さて、この後はダブリンに戻ってそこから日本へ帰ることになりますが。道中、どうせ乗り継ぎするならと立ち寄ることにしていたスオムスで大変なことをやらかします。結果的に問題は無かったんですけどね。その説明は次回更新をお待ちください。