2016.06.08

キモヲタ海外滞在記2016年6月・中間報告

ういっす、右上で無事に現地へ到着し、ぼちぼち順調な旅を続けていることはお知らせ出来ておりますが。「ぼちぼち」ってのは、そらもう当然のように不測の事態も生じているワケでして。まあ海外旅行ってのはある意味そうであってこそ。

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初っ端からあいにくの雨でした

出発時の様子。ちょっと見づらいですが、今回の機体はMarimekko柄のやつ。

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空港で飲むビールは何割り増しか美味く感じますわ

かなり割高ですけども。ここのソーセージ屋さんのホットドッグ、何回かリピートしてます。種類を選ぶことができて、これはラム肉のソーセージ。ビールとの相性が素晴らしい。俺基本的にラム肉好きなので、今回の旅でも機会がある毎にラム肉を選んでいます。

さて、上記の食事は空港で乗り継ぎ待ちのタイミング。ロストバゲッジのリスクを少しでも減らすべく、俺は出来る限り往路については直行便に乗る旅程にするのですが。今回はどうしても調整できず、行きに乗り継ぎありとなりまして。幸い、スーツケースは無事回収できました。まあロストバゲッジなんて滅多にあるもんじゃないですけど、万が一行きにやられるとダメージがでかいですし。

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「だぶりん!」って書くとちょっと日常系アニメっぽくない?

最初の印象は「空港ちっさ!」でした。Non-EUの入国審査の待ち人数は数えるほど。だからと言うべきなのか、審査は非常に丁寧かつフレンドリー。俺の経験上、たとえばアメリカの審査はどこでも愛想が無いし怖いです。そしてそれ以上のプレッシャーを感じたのがヒースロー。まあ、悪いやつを入国させない為なので仕方ないとは思いますが。それらに比べると今回担当してくれたおねーさんは、目的地を伝えると”lovely”とかって返事してくれたり、「アイルランドに家族や友人はいますか?」という質問に”No”と答えると”そう、Not yetね”という洒落た回答をくれたりと、心温まる経験が出来ました。

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最初の宿はこんな感じ

とりあえずウエルカム不測の事態、案の定この宿にて見舞われました。市内中心部にありながらかなりの広さで、見た目はイイ感じの部屋ですが。到着するや否やフロントで「アンタ朝食ありのプランで予約しているけど、残念ながらうちのレストランが閉まっていてね。差額はカードに返金しておくから。代わりにそこの道を真っ直ぐ行った所のカフェが朝早くから開いているしおススメだよ」とのことで。まあそのくらいでうろたえたりはしませんが、その付属していたはずのレストランとやらがどう見ても昨日今日閉まったような感じではなくて、ずっと前からやっていない様相。これ、俺が予約した時点でとっくに閉まってたよね? ネットのプラン更新サボってたろこれ? と軽く心の中でツッコミは入れました。翌日は祝日であることが前もって分かっていたし、閉まっている店が多いとすれば朝飯の調達が面倒になりそうだからあえて選んだプランだったのにー。まあそのカフェのメシが美味かったし結果オーライってことで。

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も少し深刻な不測の事態

海外に行く度に、風呂やシャワーのユニークさに驚かされます。今回は都心部の宿にしては珍しくバスタブ付きで、最初は「ラッキー」と思ったのですが。下の蛇口をひねってもお湯が出ません。で、写真のシャワーからは何とかお湯が出ましたが、ジジイのションベンでももちっと勢いあるわ(失礼)! というくらいに恐ろしく頼りない水量で、バスタブにお湯を溜めることは早々に諦めました。んで、写真の下に見えるレバーで水温を調節するらしいことには気付きましたが、10分くらい出しっぱなしにしておいてやっとお湯が出てくる始末。そしていざお湯が出始めると一気にくっそ熱くなるという謎の仕組み。お値段は一応一泊2万くらいする宿なんですけど、さすがにこれはちょっと。これと比べると日本のビジネスホテルって凄っげえなと、改めて心の底から感心させられます。

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初日に行ったパブ

事前にチェックしていた所へ無事到着。かなりの有名店らしいです。ここに限らずですが、どこの店も良い所でした。何が良いかって、俺みてーなショボイ東洋人が独りでふらっと行っても差別されないこと。個人的には、アメリカしかりヨーロッパしかり差別されて当たり前という感覚でおります故。

そして肝心のビールについて、日本だとギネス、あってキルケニーといったあたりですが、せっかくだしそれ以外のやつで。Smithwick’sのレギュラー品と、O’Hara’sのアイリッシュペールエールというのをいただきました。特に後者が俺の好みで、鮮烈なホップの香りとモルティーな味わいが絶妙です。これだけでも来た甲斐があるってものですわ。

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ある日の朝ごはん

かなりのボリューム。去年行ったスコットランドの朝食に少し似ている気がしましたが、ジャガイモがあるのがいかにもって感じです。

ところで先にも述べたように、俺が到着した日の翌日はバンクホリデーという祝日だったのです。これは不測の事態というワケではないにせよ、出来ることなら避けた方が良かったタイミングでした。海外旅行へ行くなら、現地の平日で比較的空いている時を狙った方が良いのは自明の理。今回は仕事を休む時期などの諸事情により、「ここしかない」という日程を決め打ちしたので仕方ないのですが。何しろどのパブも地元の方々で一杯、多少早めの時間に行っても変わりなしという状況で。ビールはカウンターで頼んでその辺で立ち飲みすれば問題ないのですが、席を確保して食べ物を頼むという所までは、このチキンハートキモヲタにとってハードルが高すぎまして。右上で報告差し上げたような事態となったのです。

そうそう、到着した日が日曜だったのもタイミングとしてはあまりよろしくなかったり。一つ予定が狂ったのは、プリペイドSIMを空港で買うつもりでいたのですが、改装工事中だったらしく当てにしていた店が見つからず(俺の探し方が悪かったのかもしれませんけど)、結局市内の店で購入。セッティングを店員さんがやってくれまして、「こんな端末見たの人生で初めてだわー」などと言いつつ丁寧に対応していただきました。まあ何しろ表示が日本語ですし。最後のAPNの設定まではさすがに無理で、「この画面見ながら自分でやってくれ」となりましたが、充分助かりました。

では最後に。この後はコークの街へ電車で移動して引き続き飲みまくる予定でして。スケジュールが結構詰まっていたりするので、ここのメインの日記をもう一回更新出来るかどうか微妙なところですが。上記の通りプリペイドSIMを入手できているのでツイートくらいはもう何度かさせていただけるかと。んではとりあえずこの辺で失礼いたしますー。