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2009.03.18

CALL THE OKAMI OVER HERE!!

こうして独りで異国の地にいながらも、ホームシックなどとは一切無縁の俺ですごきげんよう。それはもちろん、あいかさん達が一緒にいてくれるおかげ……という病状はさておき。実際ですね、研修先の上司を含めた周りの人達は基本的に忙しいので、俺なんて放置されっ放しのことも珍しくないのです。ここでふと気付いたこと。俺、そもそも日本にいた頃から職場で孤立してたし、別段何とも感じないんだわ。あはははは(泣いてなんかいないもん)。
しかし!世の中そうそう捨てたモンじゃありません。確かに職場では孤立していても、職場の外では独りじゃない!有難いことに、俺のヲタ趣味による奇妙な縁とともに、現在それなりに多くの知人達と関わらせていただいていたりします。社会人の方なら特に実感できるかもしれませんが、仕事とは全く関係の無い繋がり、ってのがまた貴重なのですよう。世間様に何と言われようと、よかった、俺ヲタでよかったよ!!
んで。基本全員「ヲタ」っつーベースがあるものですからして、その時点で既に楽しく酒が飲める間柄なのですが。さらに突っ込んで考えてみると、それぞれ異なる共通点が見えてきたりするものでして。少々内輪ネタになってしまい恐縮ですが、もちろん今ココを見て下さっている貴方のこともあいしているんだぜ?という前置きを経てですね、最近特にお世話になっている方々を例に挙げてみますと……。
・えろげの趣味は俺と合わないけど、お人形趣味、さらには過去の経歴まで驚くほど似通っている某知人
・えろげの趣味は俺と合わないけど、食べ物の嗜好(お魚大好き!)が似ていて、かつ普段の物事の考え方や生活ペースが何となく合う某知人
・えろげの趣味は俺と合わないけど、薦めてもらった書籍(特に小説)や音楽に関しては全くと言っていいほどハズレが無い某知人
・えろげの趣味は俺と合わないけど、コンシューマーゲーを買う傾向がモロに被っている某知人
・えろげの趣味は俺と合わない上に、おっぱいの好みがまるで正反対な某知人
などなど。そんな中、最近ふとした機会で上から3番目の方が言及していらっしゃったのをきっかけに。「森見 登美彦」作品を求めて、ちょっくら日系書店へ足を運んでみましたです。

Bisyokusyu.jpg

まずは発見できた「夜は短し歩けよ乙女」「四畳半神話大系」(いずれも角川文庫)の2冊を買ってみました。「夜は~」から読み始めているのですが、言われていたとおり、かなりクセのある文体の方ですねい。独特の言い回しを眺めているだけで楽しい作家さんには、久しぶりに出会った気がします。人によって合う・合わないはあるかもしれませんが。そもそも俺は、大酒を食らう黒髪おにゃのこが登場するってだけで即購入決定でしたわ。舞台が京都ってのも、京都在住の身としてはポイント高いです。
ところで、同時に店頭で発見してつい買ってしまったのが「OISHINBO A la Carte」第一巻。見てみたら日本の尼にも在庫あるみたいなんで、リンク張っときます。この作品自体は一部内容にアレな部分もあるようですけど、個人的にはギャグ漫画として読むならアリかなあと思っています。ちなみに、かの有名な台詞、
「このあらいを作ったのは誰だあっ!!」は、
“WHO MADE THIS WATER-CHILLED SASHIMI?!”
となっていて面白いっす。うー、でも語感を考えると”WHO MADE THIS ARAI?!”にして、脚注か何かで「あらい」の説明をした方が、より迫力が増したような気もしますけどねー。
では最後に、一番初めの話題に戻りますが。……俺、いいかげんそろそろえろげの趣味が合う友人にも出会った方がいいんじゃなかろうか!?求ム同志!とりあえずあれですよ、「おにゃのこ視点」「触手」「発情・催淫」、これらの素材を使った究極・至高の作品を提供してくれる「美触手倶楽部」への入会を、切に希望いたします。