2013.05.23
Je suis Enchanté
今まで黙っていて本当にゴメンなのですけど、俺、実は、おにゃのこ主人公の作品にしか興味が持てないのです。これを聞いて驚いている方々ばかりだと思います、心痛いかばかりかとお察しします。打ち明けられずにいて申し訳なかったです、本当は俺、プリキュアとか魔法少女モノとか変身少女モノとかが心の底から好きだったのです。嗚呼、皆にもっと早く知らせることができていればよかったのに。何てこったお詫びのしようもないです!うえーい。
はいはい、ええ、まー、そういうのは置いといて。前回に引き続いての話題で恐縮ですが。最近の「ログホラ」好き好きーな話。
小説の挿絵と同じ方が描いているという点もポイントですにゃ。
さてここで不思議なのは、いえ勿論ログホラにもミノリとかアカツキちゃんとかぐうたら姫とかの心理描写がふんだんにありますし?そういう意味でも最新巻第6巻は出色の出来と言えるのですが。あくまで本作の主人公は、人付き合いが苦手で引きこもりネトゲ廃人気味のシロエ。性別:男。これが何故か俺にとって意外な程にあっさり受け入れられたのです。彼の偏屈で気苦労が絶えないやっかいな性格に、妙な共感を覚えたのもその理由の一つかもしれません。
何より「付与術師(エンチャンター)」という職業がイイ味出しています。作中にも書かれているように「ひとりでは何もできない」とされる、補助系のスキルが得意な職業。
で、ここから先は俺の妄想になりますが。シロエは何故この職業を選んだのだろうと、考えてみたりするのです。きっと最初は単に「ゲームとして面白そうだったから」なんじゃないかなと。それと似たような描写は既に作中にもありますし。不自由な設定こそがゲームの面白さ、そう感じるゲーマーは世の中に多くいると思います。縛りプレイとか低レベルクリアとかそんな。もしくは単なるドM気質(俺です)。
だけど今後、そこからどう振れるのかしら。「自分の手を汚したくないという下種な考えがあった」というネガティブな方向か、あるいは「心の奥底では人と人との繋がりを大切に思っていたことの表れ」というポジティブな方向か。前者から後者へと転じる瞬間があったらいいかもなどと想像するとちょっと楽しみです。
というワケでとりとめもない話を続けてきましたが、最後に俺の言いたいことをまとめると。アニメ化で動くミノリが見られれば俺もう何でもいいんです。ミノリ!神祇官(カンナギ)!!かけて俺にも禊ぎの障壁かけてええええん!!!
以上。